ロータス・エミーラ V6 ファーストエディション 最後の内燃機関ロータスにアルティメットプラス施工
こんにちは、エクスペル・ジャパンです。
今回はロータス・エミーラ V6 ファーストエディションをご紹介いたします。
ロータス最後の内燃機関を持つクルマとしては最後とコミットされているのがこのロータス・エミーラ。
2021年の発表時には「タイプ131」という呼称で呼ばれており、それまでのロータスの代表車種でもあった、
「エリーゼ/エキシージ」、「エヴォーラ」のそれぞれ3車種がもつキャラクターを「エミーラ」に統合し、
3種類のバージョン違いを設けることでキャラクターの棲み分けすると言われています。
デザインは先んじて発表されていたロータスのハイパーEVカー「エヴァイヤ」に基づいたもの。
ボンネットの形状やサイドのダクトへのプレスラインのつけ方、ヘッドライト形状等、
エヴァイヤからの繋がりを意識してデザインされたことがわかります。
メカニズム面においてエンジンは二種類用意されており、一つ目は「世界最強の2リッターエンジン」との呼び声が高い、
AMG社製のM139型(直列4気筒2リッターターボ)エンジンでメルセデス・ベンツAMG A45Sに搭載されているものと共通。
メルセデス・ベンツAMG A45Sに搭載されている同エンジンの421馬力よりも50馬力程落として365馬力と、
車重やクルマの特性を鑑みて扱いやすくしたものが組み合わせられています。
二つ目はトヨタ自動車製の2GR型(V型6気筒3.5リッター)エンジンにスーパーチャージャーを組み合わせたもの。
これはトヨタ・ハリアー等にも搭載されているエンジンであり一見スポーツカー向きのエンジンではないように見えますが、
エミーラ以前にもロータスでは「エキシージ」と「エヴォーラ」にも採用された実績のあるエンジンです。
スーパーチャージャーが装着されていないトヨタ・ハリアーなどに採用されたスペックでは、
280馬力に過ぎませんが、エミーラではスーパーチャージャーと組み合わされて405馬力を発揮。
このV6 ファーストエディションでは名前の通り、後者の2GR型エンジンが搭載されたモデル。
ロータスという会社の出自はイギリスのメーカーらしくバックヤードビルダーから始まったのもあり、
大手自動車メーカーからエンジンの供給を受けて自社製のシャーシーに載せるのが慣例でもあります。
それは過去にロータスが製造していた車種である「エラン」や「ヨーロッパ」や「エリート」、
近年のモデルでは「エリーゼ/エキシージ」と「エヴォーラ」もその例に漏れず、
フォードやローバー、いすゞそしてトヨタ製などのエンジンを搭載していました。
そしてそれらのエンジンに組み合わせられるシャーシーはアルミ押出成型により形作られたバスタブ型のもの。
「エリーゼ/エキシージ」はアルミ押出成型ではないものの、「エミーラ」のシャーシーと同様の形態を保っています。
つまり「エリーゼ/エキシージ」のシャーシー製法を現代流に昇華させたものが「エミーラ」のシャーシーといえるでしょう。
そのアルミ押出成型によるバスタブ型シャーシーの前後にサブフレームを組み付けて、
FRPによる軽量な外板を取付けていくスタイルも「エリーゼ/エキシージ」と同様。
ただ寸法は全長×全幅×全高=4413×1896×1235mm、ホイールベース=2570mmとこれまでのロータス車の中では、
やや大きなサイズの部類でもあり、トヨタ製2GRエンジンが搭載されたモデルのMT車では車重が1493kgと、
やはりこれまでのロータス車の中でも重量はやや重めに仕上がっています。
今回はボディ全面に「アルティメットプラス」を施工させていただきました。
アルティメットプラスは美しい光沢はもちろんのこと、軽いスリキズ等は自己修復により消滅するのが特徴。
そして弊社スタッフが一台一台、愛情を込めてしっかりと時間を掛けて丁寧にプロテクションフィルムを施工しています。
走りの質が高いクルマ、走らせてこそ輝くクルマ、ずっとずっと大切に乗りたいクルマ、特別なクルマ、
そんなクルマに乗られている方にこそXPELのペイントプロテクションフィルムをぜひ選んでいただきたいと思います。
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