F30型 BMW 320dヘッドライト雨水侵入
リア周り電装系不具合 早期の発見が重要
こんにちは、Jスクエアです。
今回はF30型 BMW 320dのオーナー様から不具合のご相談をいただきました。
・リアのウインカーが点灯しない
・リアのパワーウインドウが動かない
・バックモニターが映らない
・ライト周りの警告灯が点灯
・右のヘッドライトの浸水がひどい
気になる点が多くありましたので、ご入庫いただきました。
診断
テスターを繋いで診断したところ、フットルームモジュール(REM)の不具合と判断。
リア周りの電装品をコントロールしている部品で、
トランクルームの右側に設置されています。
たが、ヘッドライトの雨漏れも気になりますので
そちらの作業から行っていきます。
ヘッドライトの修理
ヘッドライトを取り外してひっくり返してみると
中から大量の雨水が出てきました。
また、ヘッドライトの配線カプラーがひどく腐食していました。
今回の雨漏れの原因はカプラーとハーネスから水が浸入したことによるものですので
シーリング処理を施し、防水を万全にしておきました。
これだけ水没していたにもかかわらず、ヘッドライト内部の
電装品に不具合が出ていないのは幸運でした。
ヘッドライトユニット内部を充分に乾燥させ、
万全を期すためにレンズの合わせ目にもシーリング処理を行いました。
最後にフットルームモジュールを交換してコーディングを行い、
作業は完了しました。不具合はすべて解消されました。
今回はヘッドライトの雨漏れを1か月ほど放置していたら、
リア周りの電装系など色々な不具合が発生したとのことでした。
配線図を見る限りはヘッドライトとフットルームモジュールの接点は
確認できませんでしたが、カプラーの腐食具合からみると、
どこかでつながっていて、二次的不具合の原因になっていたのかもしれません。
雨漏れを放置しておくと、ユニット内部の水没や湿気の影響で
ライトユニット電装品の二次的不具合などが次々と発生してきます。
電装系のトラブルは高額な修理費用と時間が掛かってしまいますので、
ヘッドライトの雨漏れや内部の水滴に気付いたら、早めに修理工場に
ご相談ください。
人間もクルマも、早期発見、早期治療が大切です。
株式会社 Jスクエア
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