シトロエン C6 24V タイミングベルト交換 カムキャップの同時交換も
RS-UNOの星野です
シトロエン・プジョー・ルノー共通のV6エンジン(XFV・すでに生産終了)の
タイミングベルトは、平均的な交換サイクルは10万km程と比較的丈夫で
国産車並みに長持ちといえます
弊社にご入庫いただくC6は、7-16万km位と走行距離も伸びています
タイミングベルトの交換歴の記録がない車両も多く、
交換をご依頼いただいて、開けてビックリすでに交換済みといったケースも…
このエンジンは交換しているいないの判断が簡単にできません
タイミングベルトカバーを外すにも、多くの部品を外す必要があります
できるだけ交換歴がわかっているC6を手に入れるか、
判断できない場合は納車前整備にベルト交換を追加して購入されることをお勧めします
タイミングベルトの交換時にはウォーターポンプも同時交換する事と思いますが
もう1つ交換をお勧めする部品があります
上の写真のようにカムプーリーの中心にカムキャップ(インテーク側のみ)が付いていますが
ここからオイル滲みや既に漏れていることもあり、同時交換がお勧めです
走行7.8万kmのこのエンジンもカムキャップからオイル漏れがありました
カムはアクセルを踏めば高速で回転しますので、漏れているとカバー内でオイルが飛び散り
ベルトを汚し、時間を掛けて下から漏れてきます
このエンジンは距離が進むとオイル漏れが多く発生し、いくつかの決まった所から漏れるので
一概には言えませんが、タイミングベルトカバー下部がツヤっぽかったり、
オイルで濡れていると既に漏れている可能性も考えられます
漏れがひどいと10万kmまで無交換とはいかなるワケです
これが新品カムキャップです
下が取り外したものです
滲んでいたらカムキャップの交換をお勧めします
RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)