こんにちは、Jスクエアの永井です
　
東京都にお住まいのM様が、XJ型ジープ・チェロキーの
ABS警告灯が点灯したということで、来店なさいました
　
生産終了から20年ほど経つこちらの車両は、現在では
部品の供給も終了しているため、ディーラーさんや
一般の整備工場さんでは修理対応がほぼできない状態です
そんな中、ABSのオーバーホールが可能なJスクエアの
ホームページを見つけて、お問い合わせいただきました
　
修理できなかったら廃車も覚悟していたとのことです
　
　

診断

こちらが点灯していた警告灯です

運転席足元にある故障診断用コネクターに診断機を接続します

入力されていた故障コードはこちら
　03. right front inlet valve
　
この故障コードならば、修理対応が可能です
　
　

ABSユニット取り外し〜修理

エンジンルーム内のABSユニットを取り外します

取り外したABSユニットを分解してさらに検査します
　①ソレノイドバルブの動作を確認 (バルブピストンが動くか)
　②ソレノイドバルブの断線（導通検査）
　③ソレノイドバルブ〜カプラー端子間の配線点検（導通検査））
　
検査の結果③の不具合を発見。導通不良の配線を修理しました

ABSユニットの修理が完了したら車両に取り付け、
ABSのエア抜きを行って作業は完了です
　
これで無事にABSの不具合は解消しました
　
今回のお客様はディーラー様でABSユニットの新品Assyの供給が終了していて
お困りのところを弊社を見つけてご相談いただきました
　
修理できなかった場合は廃車も覚悟されていたそうですが
無事修理でき、とても喜んでくださいました
　
JスクエアのABS修理には7年間の保証も付いておりますので
安心して末永くジープとのカーライフをお楽しみください
　
また、今後はABS以外のメンテナンスもお任せいただけるとのことで
大変嬉しく思います。今後ともよろしくお願いいたします。