ミッションオイルは消耗品

いつもおいでのポルシェ912ですが、そういえば下回りを見たことがありません。
エンジンオイル点検しながらミッションを見てみました。
走行で汚れたドレンコックが、そのまま汚れと同化していました。
これは長いこと取替していませんね。
海外から来た車は日本のような車検点検制度がないために、下回り、ブレーキなどが未点検の場合が多いのです。
輸入業者はお客が見える外側だけきれいにする、という美しい習慣を守っています。

海外では壊れてから修理する習慣なので、ブレーキオイルやミッションオイルが、長年にわたり取替されていないので注意したいものです。
日本に輸入された時点で車検は受けるのですが、こちらは日本の登録業者の習慣で、「ナンバーを付けるための車検」のため、やはり下回りが見過ごされる例があります。
ポルシェ912のオイルは黒色でしたが規定量はありました。
写真のように「花が咲く」状態はミッション内部の金属粉によるもので、長年にわたり取替ないと、この程度は花が咲くものです。
まだ異音が出ていないので、次は早目の交換をして様子をみます。
次回は花が咲いていませんように。
佐藤自動車工業所
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