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クラシック・ミニ用スーパーパワーフロー 実は2タイプが存在します


MT-DRACOの高田です。
 
現在製作進行中のクラシック・ミニ用MT-DRACO スーパースプリントサクション。
本体のパワーフローは2タイプから選択していただくことになります。
すなわち、
HKS製スーパーパワーフロー
オートサービスゴウダ・オリジナルパワーフロー

 
クラシック・ミニ(ローバー・ミニ)用のスーパーパワーフローキットには
HKSとオートサービスゴウダからそれぞれリリースされた
2タイプの異なる製品が存在します。
 
この辺りの事情はHKS内部にも当初からの経緯をご存じの方は
今やほとんどいないと思いますが、当時ローバー・ミニ用の
HKS製スーパーパワーフローキットが製造廃止となると聞いて
新たに製作することにしました。
 
しかし、製作に入り販売が見えてきた同じ頃に、HKSでも再販が決まりました。
当方ではHKSからパワーフロー本体を仕入れて加工するので、
ファンネル削り出し加工に本体の仕入れなど、HKS製よりもコストが掛かりすぎ
売価も上がってしまうので苦労しました。
 
そこでHKSと相談し、仕入れコストを下げるため国内未導入の海外輸出用の
パワーフローをまとめて仕入れることで、なんとか販売までこぎ着けたのです。
ですのでオートサービスゴウダのパワーフローは正真正銘のオリジナル商品です。
 
 


一見すると同じに見えるスーパーパワーフロー。
左からオートサービスゴウダで、右2つがHKS
 
 


HKSクラシック・ミニ用と汎用品のスーパーパワーフロー。
中央部分のファンネルが大きく異なります。
汎用品は一体の樹脂製でクラシック・ミニ用はアルミ合金の削り出し品です。
 
 


そして、クラシック・ミニ用のスーパーパワーフローキット
左がオートサービスゴウダで右がHKSの製品です。



この2つ、裏面の本体との接合ボルトピッチが異なります。


共に汎用のパワーフローと総削り出しセンターファンネルの組みあわせで
樹脂製ラウンドブリッジ先端部分は干渉を避けるため手作業で切り落とされています。
これって本来は汎用品の倍以上の価格が付いてもおかしくありません。
エンドユーザー様としては本当にラッキーだと思いますが、
そのようになっていないのは、1品番の赤字は全体でカバーする、
HKSという大企業ならではの考え方で成り立っていたのです。
 
 



実はフィッティングボルトもそれぞれ異なっています。
左からHKS、オートサービスゴウダ、そして右2点は
今回製作した究極の64鍛造チタン製でクリア無垢とバーンゴールド仕様です。



というわけで、MT-DRACOスーパースプリントサクション
装着するスーパーパワーフロー本体はHKS製とオートサービスゴウダ製
2パターンでの展開となります。
いずれを選ぶかはユーザー様のご指定とさせていただきます。
この2製品、遮熱プレートの取り付けボルトピッチが異なるため
互換性はありません。
 
今までのパワーフローキットはエキマニの熱風を吸い込みながらも
約6psのパワーアップを果たしているので、今回の遮熱プレート装着で
更なるパフォーマンスアップを期待したところですが、
個人的にはむしろ雑然としたエンジンルームをスッキリさせる目的もあります。
どうせならばオプションのCFRPドライカーボン製がオススメです。
 
なんちゃってではなく、パフォーマンスアップ優先のカフェレーサーならば
むき出しフィルターはスーパーパワーフローがダントツです。
世の中には安価なニセモノの毒キノコタイプも数多くありますが
商標権侵害パーツの装着は、オーナー様の趣味としての品位まで
疑われかねないですよ〜


12月上旬ごろには初回分、HKS仕様・オートサービスゴウダ仕様共に
完成予定ですので、相乗り注文も募集中です。
 
[email protected]
080-6689-9950

MT-DRACO(エムティ・ドラコ)

神奈川県小田原市成田50-21
営業時間 10:00〜20:00
定休日 月曜日
TEL : 080-6689-9950
http://blog.goo.ne.jp/mt-draco E-mail : [email protected]

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