佐藤自動車工業の佐藤です。
現在作業中の1969年ポルシェ911Sのエンジンです。
下の写真はOH前の姿でごく普通！　40年以上経過していると考えればきれいなほうです。

911のエンジンは複雑というより部品点数が多いので、356より作業時間が増えます。
加工精度はよいので、熱変形と部品間違えがなければ356より正確に組めます。

ところが現実は、熱変形と部品の生産中止という問題だらけで、たっくさんの時間がかかってしまいます。
合間を見ながらすこしずつ進みます。

左右のインジェクション・ラインがお気に入りの箇所です。メカっぽくて好きです。
すべてのメッキをやり直して、もうすぐ完成です。