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ポルシェ356のオイル交換時に確認したいこと

佐藤自動車工業の佐藤です。
本年もよろしくお願いいたします。

ポルシェ356のエンジンオイルを交換する時は、1万kmでオイルパンも開けましょう。
エンジン下にある四角の黒いフタのことです。
黒いフタの中には網が入っていまして、これが「オイルフィルター」です。
とても大事なアミですから、よーく点検します。
皆さんが考えるエンジンルームのオイルフィルターは、バイパス式ですから「ごく一部」のオイルしか通過していないのです。

オイルパンに付属しているこちらの丸いものが「フィルター・マグネット」で、磁石の力で金属粉を吸い付けています。
それでもアルミやクランク・メタルなどは磁石に付かないので、グルグルとエンジン内部を回ってしまい、内部に思わぬダメージをあたえることがあります。
「アミ」と「フィルター・マグネット」の掃除は、大事なエンジンを守るために欠かせません。
もし写真のような状態なら、あせっても良いですね

オイル交換時は、抜いたオイルの色を確認します。
外したドレンボルトに「変なザラザラしたもの」が付いていないか見ます。
ドレンボルト穴から指をいれて、中にザラザラしたものが無いかどうか点検します。
「変なザラザラ」がありましたら、ビニール袋に入れてメカニックに見せてください。
変なザラザラがあったり、1万kmを経過していましたら、オイルパンを外して掃除しましょう。

佐藤自動車工業所

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