油温センサーの存在をお忘れなく

佐藤自動車工業の佐藤です。
上の写真は1957年式ポルシェ356の油温センサーです。クランクケースの上側から、オイルパンの下側にセンサーが移動した時代です。
センサー部分の長さが、以後のABCモデルより長いのが特徴で、オイルの温度をしっかり測るぞ、という意気込みが感じられます。(言い過ぎか)

こちらはポルシェ356で使われている電気式油温センサーのラインアップです。
1958年式からは長さが「通常」になり、ナロー911まで同じ長さで生産されています。
1964年になるとターミナルが変更になり、以前のネジ式から差込式(スペードターミナル)となりました。
右上のVW用センサーは内部抵抗が違うためポルシェ356に「本来は」付きません。
VWセンサーを使う場合は、センサーに合わせてメーターを改造する必要がありますので、購入する時には充分な注意が必要です。
右端のポルシェ911用センサーは形もそっくりで、部品番号も1番違うだけですが、内部の抵抗が違うため、これまたポルシェ356では作動しないので注意が必要です。
これらのセンサーは、高額な買い物ですから気をつけましょう。
佐藤自動車工業所
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