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プジョー 208 ピュアテック 1.2Lの車検② 警告灯点灯 溶けたタイベルが…

RS-UNOの星野です。
プジョー 208 ピュアテック 1.2Lの車検の話の続きです。
 
お客様から走行時にフォルトランプが点灯するとご連絡が……
『STOP』(エンジンを止めろ)と赤く表示されるとのことです。
市内のお客様なので、出張点検に出かけました。
 
診断機を繋ぐとBSI(Built-in System Interface)と
エンジンマネージメントにフォルトが記録されていました。
BSI B182667(エンジン油圧警告不良)
ECU P15A821潤滑システム圧力が大気圧と一致しない
   P15A121潤滑システム メカニカルモードの油圧が低すぎる


今問題になっている、オイル漬けのタイミングベルト(ウェットベルト)が溶けて
ベルトのカスがオイルポンプの吸込み口を塞いで、
エンジンオイルをヘッドに十分汲み上げられなくなる現象のようです。



上の2枚はオイルフィラーキャップを開けた写真ですが
特に2枚目はベルトに複数のクラックが入っているのがわかります。
 
この車両はタイミングベルトのリコール対象ではなかったので迂闊でした。
ここまでくると、タイミングベルトの交換しか手立てがありません。
 
ユーザーの皆さんも簡単に確認できるので要チェックです。
 
次回はこのことが欧州では結構問題になっていて、
このエンジンが失敗作だと言われ始めていることを
詳しくお伝えしたいと思います。
 
つづく

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