ワークショップ・サムの棚網です。
アウトビアンキA112アバルトが、エンジン不調で来社いただきました。

状況をチェックしてゆくと、ガスが濃いために調子が崩れてしまったようです。
原因を探ってゆくとオーナーが交換したフューエル・ポンプに辿り着きました。
ニスモ製の電磁ポンプは大きな排気量に対応する仕様のため、1050ccのアウトビアンキでは吐出量が多いためオーバーフロー気味になっていたのです。

対応策としては、電磁ポンプを吐出量の少ないタイプに入れ替えるか、フューエル・レギュレーターを付ける方法があります。
これからオーナーさんと相談してベストな策を探ります。