中古で勝負 エボ6トミマキ vs インプ・リチャード・バーンズ仕様(前編)
公開 : 2018.04.30 14:40 更新 : 2018.04.30 14:43
三菱ランサー・エボリューションVI TME(トミ・マキネン・エディション)、スバル・インプレッサRB5。GW企画、中古車で探す「夢の対決シリーズ」第3弾は、日本のスーパーサルーン2台が主役。前編をお届けします。
もくじ
前編
ー 両雄相まみえる
ー ランエボ/インプレッサ発売の日
ー スクービーが英国に与えた衝撃
ー トミマキ誕生/RB5英国市場に
中編(4月30日公開)
後編(5月3日公開)
番外編(5月3日公開)
両雄相まみえる
レンジャーズとセルティック、コカコーラとペプシ、テイク・ザットとボーイゾーンの対決はひとまず置いておこう。1990年代最大の真剣勝負の主役は、日の出ずる国から登場し、砂利だらけの世界中の特設ステージで戦いを繰り広げた2台、スバル・インプレッサと三菱ランサー・エボリューションなのである。
多くの好敵手と同じように、この2台はどこか似通ったところがある。三菱とスバルは1970年代、80年代にラリーで競い合い、ともに名声を得た。ランサーのワークスカーは1973年サザンクロスラリーで上位4位を独占し、イーストアフリカ・サファリでは74年に優勝したのに続き、その2年後には1-2-3フィニッシュを決めた。
一方スバルは、デビュー戦のイーストアフリカン・サファリでグループ1優勝を果たした後、1983年にはグループ2でも優勝した。1990年代初めには両チームともワールド・ラリー・チャンピオンシップのタイトルを狙った。いずれのチームも、扱いが難しいと言われた4輪駆動のギャランとレガシイでこれまで参戦してきた経験と技術的知識を活かして、タイトル獲得にうってつけのホモロゲーションスペシャルの開発に成功したのである。