新型車カローラ・スポーツ ハイブリッド/ターボ公道試乗 AVSの評価は?

公開 : 2018.07.07 18:40  更新 : 2021.01.28 16:58

新型カローラ(量産仕様)の試乗記です。ハイブリッド車/1.2ℓターボ車を、日本の公道で試します。4輪の減衰力を瞬時に切替える「AVS」の評価はいかに? 写真44枚でレポート!

もくじ

どんなクルマ?
AVS 4輪の減衰力、瞬時に切替え

どんな感じ?
試乗:ハイブリッドG Z(AVS車)
標準サスペンションの走りは?
ハイブリッド車/1.2ℓターボ車の走りは?

「買い」か?
ハイブリッド約242万円~/ターボ約214万円~

スペック
新型カローラ 試乗車スペック

どんなクルマ?

AVS 4輪の減衰力、瞬時に切替え

プロトタイプだったカローラ・ハッチバック(仮称)は、名称をカローラ・スポーツとして正式にリリースされた。車名を除けばプロトタイプと市販仕様の差はない。パワートレインは1.8ℓのTHS IIを採用したハイブリッド(写真銀)と1.2ℓターボ/CVT(写真青)の2タイプ。足まわりは標準型とAVS(電子制御ダンパー)型の2タイプが用意される。

これらの刷新された走行ハードウェアが新型の注目点だが、もうひとつ「コネクティッドカー」と命名された車載ITも見所である。

全車にDCM(データ通信モジュール)を標準装備し、エアバッグ連動のヘルプネットや故障などの対応方法の告知、セキュリティ確認などに加えてLINEアプリを用いて対話感覚でナビの目的地設定や検索、航続距離等々のドライブに関わる情報やデータの確認も可能だ。オペレーターとの会話によるコンシェルジュサービスも用意されている。また、走行データなどの蓄積によるビッグデータの活用も考えられている。

車載ITとして突出した機能はないのだが、スマホなどのネット環境とシームレスに連動した使い勝手が特徴であり、いつものスマホの使い方にクルマの利便性も加わるのが新味。なお、DCMの通信料は登録から3年間(車検まで)は無料で、以後は年額1万2000円となっている。

同時にFMCしたクラウンとともに、走りも情報機能もトヨタ新時代の皮切りモデルとなるのがカローラ・スポーツなのである。

 

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