アウディにPHEV 「TFSI e」名乗る A6/A7/A8/Q5の4車 ジュネーブ
公開 : 2019.02.26 10:40 更新 : 2019.02.28 20:16
アウディは3月のジュネーブ・モーターショーにおいて、Q5、A6、A7、A8の4車種にPHEV仕様を発表する予定を示しました。EVのeトロンシリーズに引き続き、TFSI eという名称が付けられます。詳細なスペック等はもうしばらく先になりそうです。
PHEV4車種を発表へ
アウディは今年のジュネーブ・モーターショーに、Q5、A6、A7、A8のTFSI eと呼ばれるプラグインハイブリッド仕様を出展する。
現在eトロンの名称はEVにのみ使われているが、この4車種は「TFSI e」モデルの先駆けとなる。いずれも電気のみで40km以上の走行が可能とのことだ。
この中で最上級のA8 L 60 TFSI eクワトロは、3.0ℓのV6ガソリンエンジンに電動モーターが組み合わされ、14.1kWhのバッテリーと8速ティプロトロニックATが搭載される。システム総合出力は449ps、最大トルクは71.3kg-mに達するとのことだ。
Q5、A6、A7のプラグイン仕様では、エントリーレベルの50TFSI e「コンフォート」で300ps、45.9kg-mを発揮する。しかし、よりパフォーマンス志向の55TFSI eでは368ps、51.0kg-mに達する。55にはよりスポーティなスタイリングが与えられ、サスペンションのセッティングも変更される。
パワートレイン技術の一部はSUVのeトロンから引き継がれたものであり、回生ブレーキにより最大80kWの発電が可能だという。そしてアクティブ・スロットル・ペダルのEVモードでの触覚的フィードバックによりさらなる高効率化を促すとのことだ。
英国での仕様、装備、価格などについては未定だが、来月のモデル発表時には公表されるだろう。