ランサー・エボリューション復活か 11代目、メガーヌRSのエンジン搭載へ
公開 : 2019.06.25 11:40
三菱ランサー・エボリューション復活の噂が聞こえてきました。11代目となる新型では、ルノー・メガーヌRSのエンジンとギアボックスに、三菱の電子制御四輪駆動システムを組み合わせたものになると予想されています。
もくじ
ー メガーヌRSのエンジン スバルのS209に迫る
ー パフォーマンスカー かつての地位を取り戻す
メガーヌRSのエンジン スバルのS209に迫る
三菱自動車は、パフォーマンスカーのルーツに回帰を図る一環として、伝説的なランサー・エボリューションの復活を計画している。
日本からの情報提供者によると、1992年に初代が登場したランサー・エボリューションの素晴らしい歴史を継続させるこの計画は、伝統的な4ドア・セダンまたは5ドア・ハッチバックのボディに、スーパーカーを打ち負かすほどの加速性能を組み合わせたものになるという。
詳細は不明だが、2007年から2016年まで生産されていたランサー・エボリューションXの後継となるこのクルマでは、次期型ルノー・メガーヌRSのドライブトレインと主要コンポーネントを共有する可能性が示唆されている。
すなわち、ルノーの2.0ℓ直列4気筒ターボ・エンジンとデュアルクラッチ式ギアボックスに、三菱が開発したS-AWC四輪駆動システムを組み合わせたドライブトレインになるようだ。
最も可能性が高いのは、前輪駆動の現行型メガーヌRSに搭載されているMR型と呼ばれるエンジンで、その最高出力は300ps、最大トルクは40.7kg-m。
しかしながら、これにルノー・日産・三菱アライアンスが開発している48Vマイルドハイブリッド・システムによる電気ブーストを加えることで、スバルが米国で発表したWRX STIの限定モデル「S209」が搭載する2.5ℓ水平対向4気筒ターボ(最高出力346ps、最大トルク44.0kgm)に近づくことが予想される。