新型ラングラー・アンリミテッド・ルビコン(JL)を評価 日本のオフロードで見せた格の違い
公開 : 2019.07.25 07:10 更新 : 2019.07.25 20:13
新型ジープ・ラングラーをオフロード試乗。最強モデルの「ルビコン」は事もなく走破します。一般グレードである2.0ℓターボの「スポーツ」と乗り比べてみましょう。
もくじ
どんなクルマ?
ー アンリミテッド・ルビコンとは
ー ルビコンの違い 専用装備
どんな感じ?
ー 試乗は4Lで オフロードへ
ー 2.0ターボ「スポーツ」と比較
「買い」か?
ー 真の悪路走破性能
スペック
ー ジープ・ラングラーのスペック
どんなクルマ?
アンリミテッド・ルビコンとは
“ルビコン” とはその昔、ローマ帝国本土と属州の境界線となっていたとされる川の名前(現在のどの場所かは諸説ある)で、古代ローマ時代の故事から、良くも悪くも後戻りのできない重大な決断・行動をすることを「ルビコン(川)を渡る」と表現する。
ジープ最強の悪路性能をもつラングラーに、そんな壮大なネーミングのトップモデルが初登場したのは2003年で、最新型から見ると先々代にあたる2代目ラングラーのときである。
ここでいう “トップ” とは、舗装路で速いとか、豪華で安楽……という意味では当然なく、ラングラーのルビコンは “ジープ最強の悪路性能” という位置づけとなる。ちなみに、現在の主力となっているロング4ドアボディの “アンリミテッド” が追加されたのは翌04年で、同じく2代目からである。