超音速旅客機「コンコルド」初飛行50周年 英アストン マーティン、DBS限定車を発表
公開 : 2019.11.26 19:42
アストン マーティンと超音速旅客機「コンコルド」のコラボ。10台だけのDBSスーパーレッジェーラが発表されました。初飛行50周年を記念したモデルです。
コンコルド・エディションとは
英国の高級スポーツカーメーカー、アストン マーティンは、超音速旅客機「コンコルド」の初飛行50周年を記念した特別仕様車を発表した。
アストンのビスポーク部門である「Q」が、英国の航空会社「ブリティッシュ・エアウェイズ」とコラボレーションした限定車である。
ベースとなるのは、5.2L V12ツインターボ・エンジン(725ps)を搭載するGTモデル、DBSスーパーレッジェーラ。その内外装に、コンコルドをイメージした様々な手を加えている。
エンジン:5.2L V12ツインターボ
最高出力:725ps
最大トルク:91.8kg-m
0-100km/h加速:3.6秒
最高速度:340km/h
販売は1店舗のみ
正式なモデル名は「DBSスーパーレッジェーラ・コンコルド・エディション」で、限定台数は10台と発表された。
コンコルドのイギリス製造が行われた場所にほど近い、アストン マーティン・ブリストルという英国のディーラーのみで販売される。
外装は、ブリティッシュ・エアウェイズの色使いを用いて、ルーフエッジ、スポイラー、リア・ディフューザーをペイント。ブラックカーボン・ファイバー製のルーフパネルには、コンコルドのシルエットが描かれている。
内装にもコンコルド
内装は、前席のシートバックに「CONCORDE」のロゴを配している。さらに、運転席側のサンバイザーにはマッハメーターのグラフィック、天井にはソニックブーム(超音速飛行で発生する大音響)をイメージした模様を施した。
さらにチタニウム製のパドルシフトは、コンコルドのコンプレッサーブレードから作り出したものと説明されている。
なお、DBSスーパーレッジェーラ・コンコルド・エディションの価格は未発表となっている。