【フェラーリ初の電気自動車】特許スケッチからスタイルが明らかに 812スーパーファスト後継か
公開 : 2020.01.29 17:50
2025年までに発表予定の、フェラーリ初の量産EVの特許スケッチが、オンラインで発見されました。2シーターまたは2+2シーター、長いボンネット、短いオーバーハングが特徴的な、812スーパーファストに似たスタイルとなるようです。
フェラーリ初の量産EV
2025年までに発表予定の、フェラーリ初の量産EVの特許スケッチが、オンラインで発見された。
アメリカのサイト、ポルシェ・タイカンEVフォーラムに投稿されたスケッチとデータによると、この新しいEVは、タイカンやテスラ・ロードスターに対抗するローライディングGTになると予想される。
平面図からは、フェラーリのフラッグシップモデル、812スーパーファストによく似た長いボンネット、短いオーバーハングが確認できる。
レイアウトは、2シーターまたは2+2シーターとなるようだ。
1000psのSF90から技術を採用か
技術データとパフォーマンスの詳細は確認されていないが、新しいSF90ストラダーレの技術を採用する可能性が高い。
SF90は、4.0LツインターボV8と、3基の電気モーターの組み合わせで出力1000psを実現し、フェラーリの最もパワフルなロードカーだ。
この特許スケッチについて、フェラーリの広報担当者からのコメントは得られていない。
昨年のフェラーリ初のハイブリッド「SF90」の発表の際、同社のCEO、ルイス・カミレリは、「フェラーリが揺るぎない自信を持って参入するエリアへの第一歩」だと語っていた。
2019年8月、同社の最高技術責任者マイケル・ライターズはAUTOCARに対し、重量を抑えて最高速度を確保することが、フェラーリEVの優先事項であると説明している。