【ディーゼル登場】キャデラック新型エスカレード 内装/3列目は?
公開 : 2020.02.06 00:00 更新 : 2020.02.06 13:57
新型エスカレードを、キャデラックが発表。ディーゼル・モデルが登場しました。38インチの湾曲ディスプレイや、ハンズフリー運転機能など話題満載です。
新型エスカレード 外観
キャデラックが、大型ラグジュアリーSUV「エスカレード」の新型を発表した。
5代目となる新型は、伝統の大きなグリルを、横長のスリークなヘッドランプで、挟み込むフロントフェイスに生まれ変わった。
両端に位置する縦に長い点灯体がワイドなスタンスを強調しており、これまでとひと味違う存在感を手に入れた。
テールランプは縦長の意匠を踏襲しながら、3Dレイヤー・デザインにより印象を大きく変わっている。
全長×全幅×全高:5382×2059×1948mm
ホイールベース:3071mm
ボディサイズは上記のとおりで、エスカレードには初となるスポーツ・グレードが登場した。ブラックメッシュ・グリル、ブラック・トリムが外観のアクセントとなっている。
これ以外にも、ラグジュアリー、プレミアム・ラグジュアリー、プラチナム・ラグジュアリー、プラチナム・スポーツというグレードが用意される。
ホイールは22インチが標準サイズだ。
新型エスカレード 内装
新型エスカレードの内装は、コンセプト・モデルの「エスカーラ」のイメージを採り入れている。ギデオン・ウィスパー・ベージュのトリムと、特別仕立てのファブリックというコンビネーションが斬新。
インパネの大部分を占めるのが、キャデラックが自動車の世界に初めて導入したという曲面(湾曲型)OLEDディスプレイ。
7.2インチのタッチ式ディスプレイ、14.2インチのデジタルメーター、16.9インチのインフォテインメント・スクリーンという3枚のスクリーンで構成され、合計で38インチもの大画面を実現。
紙のように薄く、量産化されている車載ディスプレイとしては最も表示色が多いのが特徴となっている。4Kテレビの倍のピクセル密度をもつことで、迫力の映像と深い黒を再現できるのがセールスポイントだ。
また、緩やかなカーブを描いているため、ドライバーの視認性が高まるうえ、スクリーンに覆いかぶさるフードが不要なために、まったく新しい車内空間を作り出すことに貢献している。
新型エスカレード 2/3列目
全長、ホイールベースを従来型から延長した新型エスカレードは、新開発の独立式マルチリンク・リア・サスペンションを採用したおかげで車内空間が広く、フロアも低くなっている。
とくに、3列目はレッグルームが40%も拡大され886mmに、その後ろには容量が68%も増大し722Lに達するトランクが控える。
ヘッドフォンやマイクで世界的に知られる「AKG」が、キャデラックのためだけに、初めて自動車の世界にテクノロジーを送り込んだこともトピックだ。
新型エスカレードに搭載されるのは、3台のアンプと36個ものスピーカーを用いるAKGのスタジオ・リファレンス・システム(OP)。標準装備でもAKGの19スピーカー+サブウーファーというサウンド・システムが手に入る。