【実車で見る 開発の狙い】メルセデス・ベンツ改良新型Eクラス/ステーションワゴン 幹部Q&A
公開 : 2020.03.03 23:17 更新 : 2021.04.26 15:06
メルセデス・ベンツEクラスが、マイナーチェンジを受けました。発表会場からセダンとワゴンの実車写真が届いています。関係者にインタビューしてきました。
メルセデス・ベンツEクラスがマイナーチェンジ
ついに欧州で発表されたメルセデス・ベンツの改良新型Eクラス。プラグイン・ハイブリッド車も用意し、電動化に本腰を入れたモデルだ。
同じマーケットをBMW 5シリーズと争ううえで、気になるのは新しいEクラスのストロング・ポイント。
プロダクト・マネージャーのアンドレア・ルーランドに質問をぶつけてみよう。
MBUXの狙い
ーー今回のフェイスリフト、注目すべき点は?
何よりも強調したいのは、車内の快適性を高めたことです。最大の目的は、インテリジェンスを感じさせるクルマにし、インテリアをモダンにすることでした。
改良新型にはMBUXを導入しました。もはやアナログの計器類は存在しません。まさに、“オールデジタル”の世代です。
内装のクオリティアップ
ーーEクラスを買い続けてくれたカスタマーを納得させるために、どんなチャレンジがありましたか?
Eクラスというのは、プライベートにも、ビジネスシーンにも使われてきました。長い時間ドライブをするユーザーなら、乗り心地を重要視するでしょう。
それに、座り心地のいいシートは外せません。
ローンチラインナップにPHEV
ーーEUの環境規制を満たすために、プラグイン・ハイブリッドが果たす意味とは?
Eクラスにとって電動化は重要なポイントになっています。プラグイン・ハイブリッドは、まさに適しているのです。
発表当初からプラグイン・ハイブリッドをラインナップすることにしました。もちろん、右ハンドル車もご用意しています。
それ以外のパワートレインを採用したモデルにもスターター・ジェネレーターが搭載されていますよ。環境性能を高めるうえで、大いに役立つはずです。