【テスト風景キャッチ】シトロエンC4カクタス後継 新クロスオーバーSUV 2021年初頭発売 欧州
公開 : 2020.04.09 12:00 更新 : 2021.03.05 21:42
シトロエンが、新しいCセグメントSUVを、2021年初頭に欧州で発売します。姉妹ブランドであるプジョーの2008のガソリン、ディーゼル、および電動パワートレインの採用が期待されています。
新しいクロスオーバーSUV
シトロエンは、古くなったC4カクタスと、生産が終了したC4ハッチバックを、新しいCセグメント・クロスオーバーに置き換える予定だが、今回その新しいモデルのスパイ画像が発見された。
新型コロナウイルスの大流行にもかかわらず、ドイツのエンジニアは、エアクロスバッジを付け、シトロエンのSUVラインナップに加わる、新しいモデルのテストに熱心に取り組んでいる。
ボクソール(オペル)グランドランドXと共にテストされている、新しいモデルは低いルーフラインを持ち、幅が狭くなっていることがわかる。
このモデルは、今年後半に発表、2021年初頭に発売予定となっている。
元シトロエンのCEO、リンダ・ジャクソンによると、PSAグループのCMPアーキテクチャーが採用され、ガソリン、ディーゼル、電動バッテリーパワートレインを提供する、クラス初のモデルとなる。
一方、グランドランドXは、シトロエンC5エアクロスと共有の、より大きなEMP2プラットフォームを採用する。
プジョー2008のパワートレイン搭載の可能性
カモフラージュされたテスト車両からは、大きく傾斜したルーフラインと隆起したテールゲートで、今流行のクーペSUVボディスタイルとなっていることがわかる。
フロントエンドには、シトロエンらしいデザイン、特に低目に付けられたヘッドライトと特徴的なクラムシェルボンネットを確認することができる。
新しいSUVがCMPプラットフォームを採用することから、姉妹ブランド、プジョーの新しい2008の、ターボチャージャー付き1.2L 3気筒ターボガソリン、1.5L 4気筒ディーゼル、および電動パワートレインの搭載が期待されている。
このプロトタイプに貼られているステッカーからは、電動パワートレインが搭載されていることがわかる。
電動e-2008は、135psと26.5kg-mを発生するモーターと容量50kWhのバッテリーを使用し、航続距離はWLTP値で310kmを達成する。100kWの急速充電にも対応している。
シトロエンは、2020年以降発売する全てのモデルに、プラグインハイブリッドまたは完全電動パワートレインのオプションを提供し、2025年までに、販売するすべてのモデルとバンに電動バージョンを提供すると述べている。