【アクセルONで、トルク152kg-m】マスタング・コブラ・ジェット 2020年型は1400psのEV?

公開 : 2020.04.24 06:50

「マスタング・コブラ・ジェット」の最新モデルが発表。ワンオフで製造されたピュアEVで、1400psというパワーでドラッグレースに挑戦します。注目の最大トルクは、152kg-mと言われています。

ワンオフEV、ドラッグレースに

フォードの「フォード・パフォーマンス」部門が、モンスターEVを発表した。

2020年型となる「マスタング・コブラ・ジェット」のワンオフ・モデルで、4分の1マイル(402m)を8秒台前半で走り切るフルEVドラッグレーサーだ。

フォード・パフォーマンスが発表したワンオフEV、マスタング・コブラ・ジェット1400。
フォード・パフォーマンスが発表したワンオフEV、マスタング・コブラ・ジェット1400。

「マスタング・コブラ・ジェット1400」という車名が示すように、最高出力は1400ps以上とされている。1968年に登場したファクトリー・ドラッグマシン「マスタング428」の血統を継ぐモデルだ。

EVとなったコブラ・ジェットのパワートレインについて、詳細はまだ明かされていない。しかし、“最大トルク152kg-mを瞬間的に発生させる”と言われている。

使命はEV技術のプロモーション

この車両の開発には、MLeレースカーズ、ワトソン・エンジニアリング、AEM EV、カスカディアというアメリカのエンジニアリング・ハウスが参加している。

現在はテストを進めている段階だが、今年後半に行われるパブリックなドラッグレース・イベントで実走デビューする見込みだ。

フォード・パフォーマンスが発表したワンオフEV、マスタング・コブラ・ジェット1400。
フォード・パフォーマンスが発表したワンオフEV、マスタング・コブラ・ジェット1400。

電気自動車となったコブラ・ジェットの使命は、フォードのEVテクノロジーを広く訴求していくこと。

先ごろ発表された電気自動車のSUVに「マスタング・マッハE」というモデル名を付けたことからも、その意気込みを感じられるだろう。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事