【もっと特別に】新型ベントレー・コンチネンタルGT、ベンテイガに「スタイリング・スペシフィケーション」
公開 : 2020.05.01 15:02 更新 : 2020.05.01 21:46
ベントレーをもっと格好よくできる公式パーツ「スタイリング・スペシフィケーション」。新型コンチネンタルGT、コンチネンタルGTコンバーチブル、ベンテイガに用意されます。さらに、対象モデルも増加する予定です。
コンチネンタルGTコンバーチブルも対象
英国の高級車ブランド、ベントレーが用意するオプションには、「スタイリング・スペシフィケーション」というものが存在する。
新型コンチネンタルGT、コンチネンタルGTコンバーチブル、SUVのベンテイガの外観をスポーティにするものだ。
スタイリング・スペシフィケーションには、下記の4つのパーツが用意されている。
いずれも手作業で正確に製作されるのが特徴だ。
フロントバンパー・スプリッター
トランクリッド・スポイラー
サイドスカート(3D「B」バッジ付き)
リアディフューザー(ハイグロスカーボン製)
ベンテイガの場合には、ハイグロスカーボン製のバイプレーン・テールゲート・スポイラーとリアスクリーン・ストレーキが含まれ、さらに同じ仕上げのフロント・エアブレード、ウイング・ベント、ミラーキャップといったオプションも揃っている。
3DフライングB、新型フライングスパーにも
各パーツの細かな作り込みには、ベントレーのクラフトマンシップが強く表れている。
カーボン製のエクステリアパーツは、カーボンファイバーの織り方が2×2ツイルパターン。すべての構成部品が同じ方向に織られているため、見た目の一貫性が保たれているのが分かるだろうか。
何層にも重ねられているが、最適な強度・耐久性を確保しながら、ウエイトは最小になるように追い込んで設計されている。
またサイドスカートには、立体的に電気鋳造された「B」バッジを配した。バッジは、ラッカーオーバーコートに気泡が発生するリスクを最小限に抑えつつ、切子面(ファセット)を施した特別開発品。
こうしたスタイリング・スペシフィケーションは、コンチネンタルGTファミリーとベンテイガの空力性能の補完、デザインの第一歩として、前後のリフト量などの空力テストまで行い、改良を重ねる。
また、パワートレイン/ブレーキの冷却、NVHへの影響についてもシミュレーションを実施。さらに「パークディスタンスコントロール」「レーダーシステム」に至るまで、車載システムに与える影響を最小限に留めることも追求している。
スタイリング・スペシフィケーションは、ベントレーの正規ディーラーを通じて注文ができ、新車をオーダーする際に指定することも可能だ。
ベントレーからの最新情報としては、このオプションが間もなく新型フライングスパーにも導入される見込みだという。