【ハードコアなレンジトップ】BMW M5 CS(クラブスポーツ)か ツインターボV8、600ps以上 2021年発売へ
公開 : 2020.05.15 11:50
来年、発売予定の、BMW M5 CSと思われす試作車の撮影に成功しました。標準モデルとは一線を画す、軽量で積極的なスタイリングを持ち、邦貨にして1300万円以上で提供されるレンジトップモデルとなるそうです。
試作車、M5クラブスポーツか
BMWは、標準5シリーズのアップデートに続き、来年、M5のフェイスリフト・モデルを発売する。
今回、新しいレンジトップモデルであるM5クラブスポーツと思われる、プロトタイプの撮影に成功した。
ニュルブルクリンクで、高速テストを行うプロトタイプは、軽いカモフラージュが施されているものの、微妙に変更されたフロントエンドと、次世代5シリーズと同様の新しいヘッドライトと、わずかに幅が広くなったダブルキドニーグリルが確認できる。
ただし、標準のM5とは一線を画す、いくつかのスタイリングのヒントを備えている。
フロントグリルベーンのユニークな角度のあるデザインと、現行M5のトップモデルであるコンペティションよりも、はるかに大きなエアインテイクを備えている。
フロントおよびリアのパフォーマンス・アロイホイールには、大型のブレーキディスクを備え、微調整されたリアスポイラーと、際立ったディフューザーで、高速走行時に強いダウンフォースを発生させる。
ツインターボチャージャー付きV8エンジン
新しいM5クラブスポーツは、新しく開発されたツインターボチャージャー付きV8エンジンを搭載し、M5の既存バージョンよりも軽量で、サーキット志向のモデルとなると、予想されている。
600psを出力する標準モデルと、625psのM5コンペティションを、超えるパワーを発揮すると、うわさされている。
小型のM3 CSバージョンと同様、カーボンファイバー製のフロントスプリッターおよびボンネット、グリップの効いたミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2タイヤ、軽量のアロイホイール、アルカンターラトリムのインテリア、バケットスタイルのスポーツシートが追加される可能性が高い。
これらの機能を備えたM3 CSは、標準のM3よりも10kg軽量化され、重心がはるかに低くなっている。
そのほかには、鋭いコーナリング・レスポンスを得るための、よりしっかりとしたサスペンションのセットアップ、標準装備のカーボンセラミックブレーキ、特注のパフォーマンス・エグゾーストの採用が期待されている。
従来のクラブスポーツMモデルと同様に、標準のM5に対し、かなり大きなプレミアムがつけられると予想されている。
M5 CSフェイスリフトモデルの価格はまだ明らかにされていないが、現行M5コンペティションが9万6000ポンド(1250万円)であることを考えると、10万ポンド(1300万円)以上となると、予想されている。
画像 BMW M5 CS、メルセデスAMG C 63、アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ【ライバル比較】 全33枚