【年末までに15~18戦めざす】F1 2020年シーズン 前半8戦の日程を発表 7月5日オーストリアGPが開幕戦
公開 : 2020.06.03 16:34
F1の70周年記念グランプリを含む、2020年シーズン・ヨーロッパラウンド8戦の開催日程が発表されました。序盤は無観客となりますが、数か月のうちにファンに観戦してもらえることを期待しているとのことです。
7月5日レッドブルリンクで開幕戦
フォーミュラ1のトップは、8月2日と9日にシルバーストンの2つのレースを含む、2020年シーズン前半8戦のスケジュールを発表した。
発表されたヨーロッパラウンド8戦のうち、シーズン開幕戦となるのは、7月5日と7月12日にオーストリアのレッドブルリンクで行われる2つのレースとなっている。
これは、アジア、アメリカ大陸、中東でのイベントを含め、年末までに開催を目指している15~18戦のうちの、最初のレースとなる。
シルバーストンでの2つのレースは、当初予定より数週間遅れての開催となる。
新しい日程には、オーストリアとイギリスでのダブルヘッダーレースに加えて、ハンガリー、スペイン、ベルギー、イタリアでのレースも含まれている。
F1のCEOチェイス・キャリーは、「オープニングレースは無観客での開催となりますが、数か月のうちに、ファンの皆様に安全に観戦して頂けるようになることを期待しています」
「F1の復活は、世界中のスポーツファンに歓迎されるでしょう」と述べている。
また、「すべての関係者の安全と健康が最優先事項です」とし、綿密な計画と、手順を定め、最高レベルの安全性の維持に努めると付け加えた。
F1の70周年記念グランプリ
正式な日程は、イベントを主催する6つのサーキットとの合意を得てから、公表される予定となっている。
英国政府が、海外からのすべての入国者に対し14日間の隔離を定めているため、シルバーストンでの2つのレースは、開催が危ぶまれていた。
しかし、主要なガイドラインに従う国際的なスポーツチームは、隔離を免除されることがわかっている。
この日程には、レッドブルリンクとシルバーストンで、追加のグランプリが開催されることも示されている。
ブリティッシュグランプリに続く、ノーサンプトンシャー・トラックでの第2戦は、F1の70周年記念グランプリと呼ばれている。
1950年5月に史上初のF1チャンピオンシップイベントは、シルバーストンで開催された。
レッドブルリンクでの2番目のレースは、サーキットが位置するオーストリア・スティリア地方のドイツ名が冠せられた、シュタイアーマルク・グランプリ開幕戦となる。
8つのイベントはすべて、F2とF3のチャンピオンシップのラウンドも開催される。
改訂版2020年シーズン前半8戦のスケジュール
7月3~5日:オーストリアGP(レッドブルリンク)
7月10日〜12日:シュタイアーマルクGP(レッドブルリンク)
7月17日〜19日:ハンガリーGP(ハンガロリンク)
7月31日〜8月2日:イギリスGP(シルバーストン)
8月7日〜9日:F1 70周年記念GP(シルバーストン)
8月14〜16日:スペインGP(カタロニア・サーキット・バルセロナ)
8月28~30日:ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)
9月4~6日:イタリアGP(モンツァ)