【ラグジュアリーSUV】新型ベントレー・ベンテイガ 外観、他モデルと共通点 CEO「さらに競合を引き離す」
公開 : 2020.07.01 17:50
ベントレーは6月30日、新型ベンテイガを発表。同門の他モデルと共通項の多いデザインに。内装の意匠もアップデートが施され、コネクティビティも改善されたようです。まずはV8から、年内にW12を発表予定。
新ベンテイガ、他モデルと共通点が増
ベントレーは6月30日、新型ベンテイガを発表。外観は第3世代のコンチネンタルGTと新型フライングスパーに導入された新しいデザイン言語からインスピレーションを得た。
大型化されたグリルは、より垂直に立ち、新設計LEDマトリクス・ヘッドライトには、クリスタルカットガラスをイメージした独自デザインを採用。
リアデザインも全面的に見直された。車幅いっぱいに延びたテールゲートの両脇には、新設計リアライトを配置。ナンバープレートはバンパーへと移動した。
リアトレッドの20mm拡張され、ホイールアーチ内のホイール位置も変更された。ホイールもベンテイガ専用の新デザインとなった。
内装も変更 コネクティビティ改善も
センターフェイシア、ステアリングホイール、ドアトリムなどが新設計となり、シートも一新。シート設定によって異なるが、リアキャビンの足回りスペースが最大で100mm広くなった。
ダッシュボード中央には10.9インチディスプレイを搭載。リアシートに装備される新設計タッチスクリーンリモートはサイズが大きくなった。
コネクティビティも大幅に改善され、USBタイプCポートとワイヤレススマートフォンチャージャーが標準設定される。
まずはV8から W12は年内予定
新型ベンテイガはまず、V8モデルが発売され、続いてプラグインハイブリッドとW12エンジン搭載のスピードモデルの発表を年内に予定している。
4.0L V8ツインターボガソリンエンジンは550ps、78.5kg-mを発揮。最高速度290km/h、0-100km/h加速4.5秒と公表された。
航続距離は639km、CO2排出量は302g/km。複合モードの燃費は7.5km/L。
特定の状況で8気筒の内の4気筒を休止するシステムを取り入れる。
会長兼CEO ベンテイガにコメント
ベントレーモーターズのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは以下のコメントを発表した。
「約5年前に発売したベンテイガはラグジュアリーSUVの先駆けとなりました」
「当社がセグメントのベンチマークを確立して以来、競合他社の進出が相次ぎましたが、ベンテイガほどの万能性を誇るクルマは他にはありません」
「当社は新型ベンテイガによって、ラグジュアリーSUVセグメントの頂点を引き上げ、ライバルのさらなる引き離しを目指します」