【ニュルで目撃】新型ランドローバー・レンジローバー 最新スパイショット
公開 : 2020.08.07 11:50
ランドローバーの次期レンジローバーが、ドイツのニュルブルクリンクでダイナミックなテスト走行を行う姿が目撃されました。デザインも以前より細かく確認できます。完成すればBMW X7やマイバッハと競合します。
走りを煮詰めるレンジローバー
ジャガー・ランドローバーのフラッグシップSUV、レンジローバーの新型がニュルブルクリンクで目撃された。
5代目となる次期レンジローバーは、2021年の欧州発表に向けて開発が進められている。
世界中のあらゆるメーカーがプロトタイプを持ち寄ってテストを行う、ドイツのニュルブルクリンクにて限界までプッシュする姿がカメラに収められた。
以前にもカモフラージュを施した姿が目撃されたが、今回のテスト車両では、より細かい部分までデザインを確認できる。
ショルダーラインが強調されており、幅広のホイールアーチが力強い。堂々としたフロントマスクにふさわしいワイドスタンスを特徴とする。
スタイリングの進化と、顧客が期待する伝統とのバランスが取れているように見える。
ライバルはBMW X7/マイバッハ
また、ドアハンドルはレンジローバー・ヴェラールに採用された格納式ではなく、クラシックなスタイルを採用していることがわかる。
リアを見ると、トランクリッドの形状から、人気のあるテールゲートのデザインを継承していることが読み取れる。
クワッドテールパイプは、新型レンジローバーがパワフルなモデルであることを示しているが、具体的なエンジンの詳細は確認できていない。
ジャガー・ランドローバーは、BMW X7と並ぶ主要なライバルであるメルセデス・マイバッハGLSとも争う姿勢を見せている。
同社の新たなフラッグシップとなるレンジローバーは、2012年に発売された現行モデルに取って代わるものであり、世界経済がロックダウンから脱却の兆しを見せ始める中、高収益率の後押しをするモデルにもなるだろう。
最新世代のMLAプラットフォームを採用しており、内燃機関、プラグインハイブリッド、バッテリーEVといったさまざまなパワートレインに対応できる。