【プロパイロット 一部に標準化】日産セレナが仕様向上 インテリジェントFCWは全車標準に
公開 : 2020.08.17 15:35 更新 : 2021.01.30 21:50
日産セレナが新しくなりました。「プロパイロット」が、一部グレードに標準化。また、すでに全車標準だった全方位運転支援システムに、「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」が加わっています。
2年連続ミニバンの首位
2018年、2019年と2年連続でミニバンの販売台数1位を記録した日産セレナが、一部仕様向上をするというニュースが入ってきた。
セレナは、100%モータードライブの電動パワートレイン「e-POWER(eパワー)」や運転支援技術の「プロパイロット」搭載車が好評を得ている。
また、夜間において歩行者の検知性能を向上させたインテリジェント・エマージェンシーブレーキや、踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)といった「全方位運転支援システム」などを、すでに全車標準装備としている。
今回の仕様向上では、「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を全車標準装備とした。全方位運転支援システムをさらに強化したことになる。
インテリジェント・ルームミラーも拡大
加えて、オプション設定であった運転支援技術「プロパイロット」を、一部のグレード(ハイウェイスターV、ハイウェイスターG、eパワー・ハイウェイスターV、eパワー・ハイウェイスターG)に標準装備とした。
また、「インテリジェント・ルームミラー」のオプション設定グレードも拡大(XV、ハイウェイスターV、eパワーXV、eパワー・ハイウェイスターV)している。
実用装備では、USB電源ソケットを1.0Aから2.4Aに変更した。
2020年の上半期(1〜6月)、セレナは通称名別の販売ランキングで登録車の11位につけているが、前年と比べて33.7%のマイナスという結果。今回の仕様向上が販売のテコ入れになることが期待される。
改良型セレナ(ガソリン仕様)の価格は、257万6200円〜335万3900円。eパワー搭載車の価格は、299万7500円〜380万9300円。