【MBUX標準に】メルセデス・ベンツCLSクラス、一部改良 ADASも機能強化

公開 : 2020.09.28 12:20  更新 : 2020.09.28 12:20

「メルセデス・ベンツCLS」が、日本で一部改良されました。インフォテインメント・システムMBUXが標準装備に。また、安全運転支援システムのアップデートや新色を追加。画像は、ハイテックシルバーという色です。

アクティブブレーキを強化

メルセデス・ベンツ日本法人は、上級4ドア・モデル「CLSクラス」の装備を一部改良して発売した。

今回の改良では、対話型インフォテインメント・システム「MBUX」を新たに標準装備とし、安全運転支援システムを最新版にアップデートしている。

CLS 220 dスポーツ(新色のハイテックシルバー)
CLS 220 dスポーツ(新色のハイテックシルバー)

「ハイ、メルセデス」をキーワードとして起動する音声認識機能は、目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報に加え、エアコン/ヒーター、照明など様々な機能にも対応。

安全運転支援システムについては、「Sクラス」と同等の最新世代のものを標準装備した。

機能強化として採用された「アクティブブレーキ・アシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付き)」は、対向車線を横切って右折しようとするときに、直進してくる対向車と衝突する危険がある場合、通常の車速範囲内であれば自動ブレーキを作動。

対向車の検知は、フロントの長距離レーダーセンサーとステレオ・マルチパーパス・カメラを使う。

また、停車時にドアを開けようとした際、後方から障害物が迫っている場合の警告機能を新採用(エンジン停止時は、停止後3分間作動)。2km/h以上で後方から歩行者、自転車、クルマなどが近づいているとき、ドアミラー外側にある警告表示灯が赤く点灯。

さらに、乗員がドアハンドルに手をかけた場合、音と表示で警告する。

新しいカラーリングも

今回の一部改良では、ボディカラーに新色を追加。「モハーベシルバー」と「ハイテックシルバー(画像)」が加わっている。

なお、納車は「メルセデスAMG CLS 53 4マティック+(ISG搭載モデル)」は本日より、その他モデルは2021年1月以降の予定となっている。

メルセデスAMG CLS 53 4MATIC+の前席内装
メルセデスAMG CLS 53 4MATIC+の前席内装

改良型CLSクラスの価格は下記のとおりとなっている。

CLS 220 dスポーツ(2L直4ディーゼル・ターボ):842万円
CLS 450 4マティック・スポーツ(3L直6ターボ+ISG):1095万円
メルセデスAMG CLS 53 4マティック+(3L直6ターボ+ISG):1343万円

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