【発売は来年?】ジープ・グランドワゴニア 市販化に向けテスト走行 コンセプトとの変更点は
公開 : 2020.10.09 19:20
ジープの最上級SUVグランドワゴニアが市販化に向けたテスト走行を行っている様子をカメラが捉えました。カモフラージュが施されているものの、コンセプトカーとの違いは少ないようです。発売は来年と予想されています。
アメリカンSUVの名車が復活
新世代の高級SUV、ジープ・グランドワゴニアが、2021年の発売に向けてテスト走行を行っていることが明らかになった。
これまでコンセプトカーとして公開されていたこのモデルは、BMW X5やレンジローバーといった欧州の高級SUVに対抗するため、「ワゴニア」の名を復活させたものだ。今回の最新画像では、市販モデルと思われる車両を細かく確認することができた。
コンセプトとの変更点としては、ADASの安全システムに対応したフロントバンパーや、ヘッドライトとテールライトのデザインが若干変更されていることが分かる。
ホイールは、コンセプトに装着されていた24インチのアロイよりも小さいものを履いているように見える。大型のガラスルーフが採用されているかどうかは不明だが、他に大きな変更点はないようだ。
コンセプトにはレネゲードやラングラー4xe PHEVと同様のプラグイン・ハイブリッドが搭載されていたと思われるが、技術的な詳細は不明だ。
最終的には、複数のAWDシステム、独立した前後サスペンション、ジープのクアドラリフト・エアサスペンションを搭載して販売されると予想されている。これは、市場におけるラグジュアリー志向が高まる中においても、オフロード性能が重要なセールスポイントであり続けることを示唆している。
7人乗りのグランドワゴニアは、ジープのフラッグシップモデルとしてグランドチェロキーに取って代わるモデルとなるが、欧州に導入される可能性は低いと思われる。