【ゼロカーに採用】GRヤリス 英グッドウッド・スピードウィークに出走
公開 : 2020.10.19 21:43 更新 : 2021.03.05 18:45
「GRヤリス」が、英グッドウッドに登場。歴史あるモータースポーツの祭典を駆け抜けました。今年は恒例のフェスティバル・オブ・スピードは延期に。無観客のオンライン・イベントとして開催されました。
10月16日~18日に開催
英国のモータースポーツの祭典、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」が、今年は新型コロナウイルス感染症の影響によって延期に。
その歴史ある舞台が、無観客で開催されるオンライン・イベントに姿を変えたのが「グッドウッド・スピードウィーク」。10月16日から18日まで開催され、日本のクルマ好きにとっては、GRヤリスの走行披露が嬉しいニュースとなった。
GRヤリスが登場したのは、ラリーステージ(Rally Sprint)。
競技開始前にコースを試走する“ゼロカー”として、世界が注目する祭典に姿を現した。
また、モーターサーキットの特設ステージ(First Glance)でも走行を披露。
市販車両の開発にも協力した2019年トヨタGAZOOレーシング・ワールドラリー・チーム、ヤリ-マティ・ラトバラとクリス・ミーク、そして、2020年に同チームで参戦中のエルフィン・エヴァンスが、ドライバーとしてステアリングを握っている。
モリゾウ「ダイナミックなクルマづくり」
本イベントには、マスタードライバーのモリゾウが動画で出演。下記のようなメッセージを発表している。
「グッドウッドは、私のようなクルマ好きが集い、クルマを五感で楽しむことができる最高の場所です」
「今年は現地に行き、実際にガソリンの匂いを嗅ぐことは叶いませんが、リッチモンド公爵の素晴らしいアイデアで、今年も多くの素晴らしいクルマを見て、エンジンのうなりにも耳を傾けることができました」
「私の愛すべきGRヤリスもその1つです。GRヤリスは、競技用のヤリスWRCから作った市販車です。わたし達がWRCのようなモータースポーツへ参戦するのは、よりダイナミックなクルマづくりについて多くの事を学ぶことができるからです」
「私はマスタードライバーとして、トヨタGAZOOレーシングの仲間であり親愛なるトミ・マキネン氏と一緒に、一からこのGRヤリスの開発に携わってきました。実際のテストドライブにお連れできませんが、映像でこのクルマのフィーリングをお楽しみいただけると幸いです」