【40周年記念】新型フィアット・パンダ、欧州で発表 全車にマイルド・ハイブリッドを設定
公開 : 2020.10.23 10:50
可愛らしいフィアットのコンパクトカー、パンダの改良新型が発表されました。誕生から40周年を迎え、スタイリングや車載システムに手が加えられています。また、マイルド・ハイブリッドが全車に用意されました。
さまざまなスタイルを用意
フィアットは、パンダの誕生40周年を記念して、スタイリングやシステムを刷新した改良新型を発表した。
フロントバンパーやサイドスカートの形状を変更し、ホイールデザインも刷新。イタリアで今週発売され、英国では年末までに発売される予定だ。イタリアでの価格は8200ユーロ(101万円)から。
新しい7.0インチのインフォテインメント・タッチスクリーンが採用され、スマートフォンとデジタルラジオに対応している。
また、70psのマイルド・ハイブリッドを全グレードで指定することができるようになった。フィアットによると、排出ガスを30%削減し、燃費向上を実現したという。
欧州ではシティライフ、スポーツ、クロス、シティクロスの各バリエーションを導入している。
シティライフは、「魅力的なスタイルを犠牲にすることなく、価格と品質の両立」を目指している。15インチの専用アロイホイール、マッドガード、サイドスカートを備え、インテリアは2トーンのファブリックシートとグレーのダッシュボードを採用した。
スポーツは、16インチのアロイホイールを獲得し、黒い樹脂パーツをカラードパーツに交換したほか、ブラックとグレーの2トーンカラーが設定されている。ダッシュボードはチタンカラー、ドアパネルはサステナブルレザー、シートには赤いステッチが施されている。
スポーツには、パンデモニウム・パッケージを装着できる。選択すると、レッドのブレーキキャリパー、スモークガラス、専用スポーツステアリングホイールが備わる。
タフなスタイルのクロスとシティクロスには、前輪駆動と四輪駆動の両方が用意されている。また、アップル・カープレイとアンドロイド・オート、フォグランプ、LEDヘッドライト、赤い牽引フック、ブラックのルーフバーを標準装備している。