【フロントマスクを刷新】新型トヨタC-HR GRスポーツ 欧州で発表 足回りは専用セッティング
公開 : 2020.11.10 19:10 更新 : 2021.03.05 18:45
トヨタC-HRにモータースポーツ風のGRスポーツが設定されました。サスペンションを改良して走りを強化したほか、専用の19インチホイールやブラックパーツを採用しアグレッシブなスタイリングとなっています。
気軽に楽しめる「GRスポーツ」設定
トヨタは、新型C-HR GRスポーツを発表した。スポーティなスタイリングを採用したほか、サスペンションの強化により「シャープな動力性能」を実現している。
GRスープラやGRヤリスなどと同様に、ル・マンやWRCで優勝したガズー・レーシングの協力を得て開発された。
ガズー・レーシングは、ハードコア仕様のGRMN、本格的なスポーツを楽しめるGR、そして手軽なGRスポーツの各ブランドを展開している。
C-HR GRスポーツは、ヘッドライト、フォグランプ周りをブラックで統一し、標準モデルとの差別化を図っている。また、トヨタのエンブレムにもブラックのディティールが施されている。
さらに、アグレッシブなフロントスポイラーとブラックのドアモールを装備することで、スポーティな外観を強調。
パフォーマンス重視のツートンカラーの19インチアルミホイールが装着されているほか、サスペンションの改良により「ボディロールとピッチコントロールの向上」を目指した。
フロントスプリングは10%、リアスプリングは15%強化され、ショックアブソーバーの減衰力も向上させている。
ボディカラーは8色が用意された。ブラックルーフとグレーのツートンも選べる。
インテリアはレッドとグレーをテーマにデザインされている。ステアリングホイールとシフトレバーには、レッドのステッチが施されたパンチングレザーを採用。
リアのプライバシーガラス、LEDヘッドライト、シートヒーターを標準装備している。
欧州では、標準モデルと同じ1.8Lおよび2.0Lのハイブリッドシステムが設定される。
価格や仕様などの詳細は、2021年初頭の発売に向けて順次発表される予定だ。