【新型スバルBRZ】エンジン排気量、拡大 2.4L自然吸気エンジン搭載 アイサイトはAT車に 北米発表
公開 : 2020.11.18 23:00 更新 : 2020.11.19 00:08
スバルBRZがフルモデルチェンジ。2代目となりました。水平対向エンジンは2.0L→2.4Lに。内外装が変化し、アイサイトがAT車に搭載されます。
もくじ
ー新型スバルBRZのパワートレイン
ーボディ再構築 軽快さ/トラクション向上
ー新型スバルBRZのエクステリア
ー新型スバルBRZのインテリア
ー新型スバルBRZの運転支援システム
ー新型スバルBRZの開発目標値(北米仕様)
新型スバルBRZのパワートレイン
エンジンは排気量アップ
スバルは、新型スバルBRZを北米で発表した。
初代BRZから排気量を拡大した、新型2.4L 4気筒水平対向エンジンを搭載。吸排気性能の強化とフリクション低減によって、トルクを15%向上している。
「レスポンスは早く、なめらかに高回転まで吹けあがる、スポーツカーらしいフィーリングと力強い加速」とスバルは表現している。
オートマティックの制御に変化
AT搭載車では、「スポーツ」モードの制御が進化。クルマがスポーツ走行中と判断した際には、最適なシフト操作を自動的におこなうという。
「よりダイレクト感のあるコーナリングを可能にします」とスバルはコメントする。
ボディ再構築 軽快さ/トラクション向上
先代より軽快に、強靭に
スバル・グローバル・プラットフォームの開発から得たノウハウを投入。またインナーフレーム構造や構造用接着剤などを採用。ボディを再構築することで、初代BRZに対してフロント横曲げ剛性を焼く60%、ねじり剛性を約50%大幅に向上。
ステアリング操作への応答性を高め、より軽快な動きを実現したとスバルは説明する。また旋回時のトラクション性能を向上したという。
軽量アルミニウム採用
ルーフ/フード/フロントフェンダーの素材に軽量なアルミを採用。
エンジン出力や安全性の向上に伴う重量増を抑制し、前後左右重量の最適化やさらなる低重心化を実現したという。
タイヤはミシュラン・ハイグリップ
18インチ(215/40 R18)ホイール装着者には、ミシュラン・パイロットスポーツ4を装備。コントロール性能と応答性能を意識している。
新型スバルBRZのエクステリア
ヘキサゴン・グリルは、より低く、よりワイドに設置され低重心を主張する。グリルから始まり、後方へ続く造形では、体感の力強さを表現しているという。
絞り込んだキャビンと、張り出したフェンダーの抑揚についてスバルは「スポーツカーらしい走りへの期待感を高めます」と説明する。
サイドシルスポイラーやフロントフェンダー後方に配したエアアウトレットはアクセントだけでなく、性能を最大限に引き出すという。
新型スバルBRZのインテリア
シンプルな水平基調のインストゥルメントや低く設定したメーターフードは広い視界の確保をねらう。
「集中して運転を楽しむことのできる室内空間を提供します」(スバル)
7インチTFT液晶パネルとセグメント液晶パネルを組み合わせたデジタルメーターを採用。
必要な情報を表示し、日常の運転からスポーツ走行時まで、あらゆる状況下で直感的に情報を把握することをめざしたという。
スポーツシートについて「高いホールド性とフィット性をもたらす」とスバルは説明する。「疲れにくく運転に集中できる環境を作り出すとともに、クルマの挙動を正確にドライバーに伝えます」(スバル)
アップル・カープレイ、アンドロイド・オートに対応した8インチ「スバル・スターリング」マルチメディア・インフォテインメント・システムを採用。
スマートフォンのような、直感的な使い勝手と操作感を実現しているという。