【限定モノ 続々登場】ジープ・ラングラー「サージグリーン」 チェロキー/コンパス「Sモデル」 80周年記念車も予告
公開 : 2020.12.21 06:15
ジープの限定車が、続々と登場。ラングラーの「サージグリーン」、チェロキーとコンパスの「Sモデル」が発売。さらに80周年記念限定車が予告されました。
限定モデルで選ぶ、ジープ
世界的なSUVブームの中で、四輪駆動車に特化したブランドとして存在感を示すのが、米国生まれのジープだ。その名が示すように原点は、軍用車両として誕生したジープにある。
その歴史は1941年に始まる。軍用の小型四輪駆動車として開発製造されたものだったが、第2次世界大戦後、軍用ジープの開発製造に大きく携わったウィリス・オーバーランド社の手により、民生向けのジープが市場に投入。
その後、ウィリス・オーバーランド社は買収され、その名を消すことになるが、ジープ名や思想はブランドとして受け継がれ、ジープらしい堅牢さや悪路走破性などを受け継ぎながら、乗用に適したワゴニアやチェロキーなどの車種が送り出されてきた。
その流れを最も強く受けるのが、ファッショニスタから本格派まで幅広く支持を受けるラングラーだ。
この他にも最新のジープ・ラインナップには、街乗りメインの小型車からスポーティなモデルなど多彩なSUVを揃えているが、全てに共通するアイコンとなっているのが、7つの縦格子デザインのグリルである。
これは初期のジープから受け継がれるデザインであり、特に丸目ライトが採用されるラングラーは、その面影を強く受け継いでいる。
そんなジープは、2021年で軍用ジープ誕生から80周年を迎える。
80周年記念限定車とは
ジープのインポーターであるFCAジャパンは、来年上半期に80周年記念限定車を導入予定だ。
車種は、レネゲード、ラングラー(3ドア仕様)、ラングラー・アンリミテッド(5ドア仕様)、チェロキーの4車種となる。
80周年記念限定車の特徴の1つがボディカラーで、テーマカラーとなる「グラナイトクリスタル」に加え、4車種ぞれぞれの人気ボディカラーが用意されるという。
この人気色の選定のために、投票キャンペーンを実施。2週間で約4万件の投票が集まったという。
具体的な色を紹介すると、レネゲートでは、「スティングレー」「カーボンブラックメタリック」「ビキニメタリック」の3色。
ラングラーでは、「サージグリーン」。ラングラー・アンリミテッドでは、「サージグリーン」「スナッズベリー」「ブラック」の3色。
チェロキーでは、「ライトブラウンストーン」「ダイヤモンドブラック」の2色となる。
それぞれ現在のカタログモデルでは、選択できない個性的なカラーが揃う。現状、内外装がどのような仕様となるのかは、まだ明かされておらず、どのようなサプライズが待ち受けているかも楽しみだ。
ジープの限定車は、これだけではない。