【全く新しいデザインに】新型ホンダHR-V、プロトタイプ発見 ヴェゼルの海外版 2022年登場へ
公開 : 2021.01.11 18:05 更新 : 2021.01.12 09:55
ホンダの次期HR-V(ヴェゼル)のプロトタイプが目撃されました。現行モデルとは大きく異なるスタイリングを採用し、車高も高くなっているようです。2022年に新型シビックと並んで登場する予定です。
力強く「SUVらしい」スタイリングへ
ホンダの新型HR-V(日本名:ヴェゼル)のプロトタイプが欧州で目撃された。現行モデルとは大きく異なるシルエットが確認できる。
2022年に発売予定の新型HR-Vは、リアに向けてカーブを描くルーフラインを引き続き採用しており、キア・クロスシードや近日発売予定のルノー・アルカナなどと同様のクーペスタイルSUVとなるようだ。
しかし、目撃されたプロトタイプの車高が高くなっていることから、同時期に登場する新型シビックと距離を置くためにもSUVらしさを強調すると思われる。
スリムなLEDヘッドライトは現行モデルよりも高い位置に配置され、よりアグレッシブな印象を受ける。ボンネットの前縁は、グリルの上に突き出ているように見える。
リアのドアハンドルはこれまでと同様にウィンドウの後ろにあるが、ウィンドウラインは直線的になり、コンパクトクロスオーバーセグメントにいち早く参入した初代モデルの影響を受けていると考えられる。
CR-Vのハイブリッドシステム採用か
パワートレインも刷新されるはずだ。現在、英国では1.5Lガソリンエンジンと1.6Lディーゼルエンジンがあるが、どちらも電動化されていない。
ホンダは2022年までに欧州のラインナップをすべて電動化すると宣言しているため、新型HR-VにはCR-Vのハイブリッド・パワートレインが採用される可能性が高い。
ホンダの欧州事業を率いるイアン・ハウエルズ副社長は最近、バイオマスや水素などの代替燃料を模索中であることを示唆しているが、それ以上の詳細はまだ明らかにされていない。
インテリアのデザインについては、新型シビックのティザースケッチがヒントとなるだろう。現行モデルよりもミニマルでありながら、物理的なコントロール類も残し、9.0インチのインフォテインメント・タッチスクリーンや運転支援システムの搭載が期待される。