【中核モデル、新型に】彩速ナビ・タイプS 「3D地図」が5つの角度で ケンウッドの2021年最新型 

公開 : 2021.01.12 16:45  更新 : 2021.03.05 21:29

カーナビのニュースです。KENWOOD「彩速ナビ」のミドルグレード「タイプS」が最新世代に。3Dマップ表示が多機能化したほか、ダークモード表示を追加。7インチ、7インチ・ワイド、8インチが揃います。

8インチ/7インチ・ワイド/7インチが揃う

ケンウッドが、彩速ナビのミドルクラスとなる「タイプS」の2021年モデルを発表した。使いやすさ、地図の見やすさがアップグレードされているのでご紹介したい。

タイプSは、普及価格帯でありながらワンランク上の機能/装備、ハイレゾ音源再生に対応したモデル。

ケンウッド彩速ナビ「タイプS」が2021年モデルにアップデート。画像は、8インチ大画面の「MDV-S708L」。
ケンウッド彩速ナビ「タイプS」が2021年モデルにアップデート。画像は、8インチ大画面の「MDV-S708L」。

新製品は、8インチの「MDV-S708L」、7インチの200mmワイド「MDV-S708W」、7インチの180mmモデル「MDV-S708」という3機種が揃う。

2021年モデルの最大の特徴は、ドライビング3Dマップ、ダークモードという新たな機能の追加。

1つ目の「ドライビング3Dマップ」は、マップを空から見下ろしたように見せる3D表示が、5段階の俯角で利用できるもの。遠方の建物を目印に走りたいとき、好みの角度に調整できるわけだ。

あわせて、地図上の建物などを立体的なグラフィックで再現する3Dポリゴンランドマークが、これまでの400か所から、3倍となる1200か所へ増えている。

ダークモード/ドラレコ連携について

2つ目の新機能「ダークモード」は、マップを黒基調にするもの。地図の背景を限りなくブラック・トーンに落とすことで道路表現にメリハリがついて見やすい。

地図のアップグレードとしては、「ゾーン30」の表示を新搭載したのも、毎日の運転に役立つ改良だろう。

ドライビング3Dマップの例。俯瞰でマップを確認できる「3D地図」が5つの俯角に調整できるようになった。
ドライビング3Dマップの例。俯瞰でマップを確認できる「3D地図」が5つの俯角に調整できるようになった。

また、ナビ連携型の前後2カメラ式ドライブレコーダー「DRV-MN940B」と接続することで、ナビ画面に後方映像をリアルタイムで表示する「バーチャルルームミラー」も進化。

地図との2画面表示に新たに対応し、ルームミラーの補助としての使い勝手が向上した。もちろんドラレコは連携しているので、前方・後方の映像を同時に録画、ナビ画面上でシンクロ再生することもできる。

価格情報/発売時期

エンターテインメント機能では、ハイレゾ対応、地デジ放送、DVD再生などの人気機能を継承したので、2021年モデルはコストパフォーマンスの高さも大きなポイント。

8インチの「MDV-S708L」については、トヨタ9インチ開口車専用エスカッション「KIT8-18T」、車種別の専用取付けキットを用意している。

 黒を基調とした地図色がシンプルで見やすいダークモード。
黒を基調とした地図色がシンプルで見やすいダークモード。

2021年モデルのタイプSの価格はオープン。税込みの市場推定価格は、下記のように発表されている。発売は1月中旬の予定だ。

MDV-S708L(8インチ):9万9000円
MDV-S708W(7インチ・ワイド):7万7000円
MDV-S708(7インチ・スタンダード):7万7000円

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