【いざ冬キャンプ】日産e-NV200ウインター・キャンパー・コンセプトを欧州で公開

公開 : 2021.01.20 21:25  更新 : 2021.07.27 14:37

日産は2021年1月20日、e-NV200ウィンター・キャンパー・コンセプトを発表しました。

冬のアウトドアをサポート

日産は2021年1月20日、電気自動車のコンセプトバンのe-NV200ウィンター・キャンパー・コンセプトを発表した。

日産の100%電気LCV(小型商用車)であるe-NV200をベースに欧州で制作されたe-NV200ウィンター・キャンパー・コンセプトは、環境への影響を最小限に抑えながら、電気自動車ならでは走りで、冬のアウトドア活動をサポート。このクルマ専用に施された改良によって、雪道での走破性性能を高めるとともに、キャンプシーンでの高い利便性を実現する。

日産e-NV200ウィンター・キャンパー・コンセプト
日産e-NV200ウィンター・キャンパー・コンセプト    日産

e-NV200、およびe-NV200エヴァリアに、欧州限定の「ニッサン・キャンパー・テクノロジー・ラグジュアリー・キット」を架装することで、ルーフに設置されたソーラーパネルから搭載された220Vのバッテリーへの充電を可能とし、電力の自給自足による快適性と実用性を兼ね備えたキャンプを実現するという。

バッテリーの電力で稼働する備えつけのキッチンや冷蔵庫に加え、折りたたみ式のベッドや断熱ガラスは、あらゆる環境下でのアウトドアライフを可能にする。

また、専用に施されたチューニングによって、悪条件下での走行性能も向上させた。

プレミアムオフロードタイヤと引き上げられた地上高は、泥や雪の中でも最適なトラクションと走破性を確保し、フロントの強化スチールバーに取りつけられたツインスポットライトが夜間の視認性を高める。

欧州設定の日産純正アクセサリーとして、フロントとリアのマッドガード、ドアエントリーガード、サイドバー、ラバーマットを装着する。

またe-NV200ウィンター・キャンパー・コンセプトは、日産が培ってきた電動パワートレイン技術を採用。パワーユニットは、最適化された出力と航続距離を実現し、クイックな加速と力強いトルクを特徴とする。さらに、Bモードとエコモードはそれぞれ回生ブレーキを強めることで、効率化を図った。

欧州日産のLCV事業部長であるドミトリー・ブスルキンは「電動車両は、環境への影響を意識しながらも、ワクワクするような運転体験を提供する。アウトドアのエッセンスと電気自動車ならではのパワーを備えたコンセプトバンのe-NV200ウィンター・キャンパー・コンセプトは、ゼロエミッション・モビリティの明るい未来を表現する」と述べた。

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