【3世代にわたり】ベントレー・コンチネンタルGT 8万台生産を達成
公開 : 2021.01.31 21:05 更新 : 2021.01.31 21:07
ベントレーは、クルー本社において通算8万台目のコンチネンタルGTが生産されたと発表しました。
8万台生産を達成
ベントレーは、2021年1月26日、英国チェシャー州クルー市にあるベントレー本社において、8万台目のオーダーメイドのコンチネンタルGTが生産されたと発表した。
コンチネンタルGTの記念すべき8万台目は、オレンジフレームの右ハンドルのコンチネンタルGT V8で、カーボンニュートラルな工場で作られた。
1952年にRタイプ・コンチネンタルがデビュー。マリナーがボディを製作したクーペで、トップスピードは約193km/h、世界最速の4シーター、そして究極のハイスピードなラグジュアリーカーとしての評価を得た。
2003年に、現代のベントレーの世代初のコンチネンタルGTが発表された。Rタイプにインスパイアされた初代のコンチネンタルGTは、モダンでラグジュアリーなグランドツアラーという新しい分野を確立した。
発売以降、ベントレーのベンチマークとなり、平均年間約5000台が世界中に届けられている。
そして18年後の現在、1台目の製作にも関わっている多くの熟練した職人が8万台目のコンチネンタルGTを製作した。
この間、スタイルや技術、エンジニアリングは大きく進化し、最大パワーは27%向上しただけでなく、このシリーズのモデルではオリジナルに比べCO2の排出量を48%削減することができたという。
会長兼CEOのコメント
ベントレーのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは次のようにコメントした。
「ベントレーは、2003年に革新的なコンチネンタルGTを発売したことにより、現代のグランドツアラーの概念を変化させた」
「そして現在に至るまで、最新のテクノロジーやパフォーマンス、スタイルを取り入れながら、GTは究極のラグジュアリーなグランドツアラーであり続けている。このことは、ここクルーにいるわたし達のデザイナーやエンジニア、職人たちの技術力の証である」
「2003年の初代GTの発表がわたしのベントレーでの初めての任務だったが、最新モデルの発表に立ち会えたことを、大変名誉に思っている」
「今後ベントレーは持続可能なラグジュアリー・モビリティーの世界的なリーダーへと変革していくが、コンチネンタルGTはベントレーにとってアイコニックな存在であり続けることだろう」
「第3世代目となる今回のGTは、ベントレーデザインへとアップグレードされ、まったく新しいスタンスやプロポーション、動力性能を備え、さらなる高みに達するものとなった。ボディのデザインを刷新し、よりシャープなラインと流れるようなスタイルによって、コンチネンタルGTはスタイリッシュでコンテンポラリーなグランドツアラーであり続ける」
「真のラグジュアリーの表現として、第3世代はベントレーの2ドアデザインとエンジニアリングの成果の頂点を体現している」
「選べるパワートレインや豊富なカラー、インテリアオプション、ユニークな構成によって、何十億ものバリエーションを生み出すことが可能となっている。実際、現在は170億とおりもの選択肢がある。さらに、ビスポークを担当しているベントレー・マリナーのサービスを利用することで、想像力及ぶ限りのカスタマイズが可能。コンチネンタルGTを所有することは、8万台のファミリーの一員になるだけではなく、ハイクラスな個性と独自性をユーザーに保障する」