【フルモデルチェンジ/サイズは?】新型日産フロンティア 北米市場2021年夏販売開始
公開 : 2021.02.05 18:45
日産は、フロンティアをフルモデルチェンジし、北米市場で2021年夏より販売開始すると発表しました。
伝統のピックアップトラック
日産は2021年2月4日、ミドルサイズ・ピックアップトラックである、新型フロンティアを、北米市場で2021年夏より販売開始すると発表した。
今回発表された新型フロンティアのサイズは、全長が5339mm(標準)から5692mm(ロング)、全幅1854mm、全高1821mmから1839mm。
新型フロンティアは、米国市場で日産が60年以上培ってきたピックアップトラックの経験を活かし、パワーや性能だけでなく実用性や操縦安定性、そして日産の最新テクノロジーを兼ね備えた、仕事でもアドベンチャーでもどちらにも活躍するモデル。
北米日産は、持続的な成長と安定的な収益の確保を目指す、事業構造改革「ニッサン・ネクスト」を牽引する新型車の1台として、米国市場の製品ラインナップの変革を進めている。今回発表した新型フロンティアを含め、20か月のうちに10の新型モデルを発表するという。
新型フロンティアは、アグレッシブでモダンなスタイルと、日産を象徴するモデルのダットサントラック・ハードボディから着想を得たデザインを組みあわせている。
インターロッキングデザインの新型ヘッドライトと堅牢さを表すグリル、そしてはっきりとした輪郭のフードを備えた力強いフロントエンドが特徴。
また、どこでも走れる地上高を持ちながらも安定感を感じる佇まいと、重厚な垂直状フェンダーによって耐久性と屈強さを印象づけた。そしてリア部分は、機械で削り出されたような立体的な形状のテールランプが、リアゲートとボディサイドをしっかりと固定しているように配置され、堅牢さを演出したという。
新型フロンティアのエクステリアカラーは、バックカントリーでみられるトレイルギアから着想を得た、タクティカルグリーンメタリックをはじめとし、フロンティアの頑丈なエクステリアを引き立たてるボールダークグレーパールなど、合計9種類を用意した。
インテリアは実用的かつモダンなデザインとし、さまざまな情報を映し出す7.0インチのアドバンスド・ドライブアシスト・ディスプレイは、多種多様なステージでのドライブをサポートする。
新しいセンタークラスターは、シンプルで直感的な操作が可能でドライバーや乗員にとって使いやすいデザインになっている。
遮音材の追加やフロントドアの遮音ガラスによって車内に入り込むノイズを低減するとともに、疲労感を軽減させるゼログラビティシートによって、快適に長距離ドライブを楽しむことができるという。
特別装備が施された「プロ-4X」(4WD)と「プロ-X」(2WD)には、オンロード、オフロードのドライブを快適に過ごせる装備を搭載している。