【外装/内装/価格は?】改良新型アウディQ5、SQ5 より力強いデザインに
公開 : 2021.02.09 06:45
アウディは、Q5シリーズ(Q5/SQ5)をマイナーチェンジし2021年3月8日より発売します。
より力強いエクステリアに
アウディはSUVのQ5シリーズ(Q5/SQ5)をマイナーチェンジし、全国のアウディ正規ディーラーを通じて2021年3月8日より発売する。
2017年に第2世代へとフルモデルチェンジしたアウディQ5シリーズは、スポーティかつエレガントなデザイン、走行性能とアウディの先進テクノロジーを融合したモデル。
今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインを大幅にアップデート。アウディのSUVシリーズ「Q」モデルらしいデザインをさらに進化させ、パワー、堅牢性、安全性を力強く表現したという。
八角形のシングルフレームは、よりフラットで幅広い形状に変更。開口部を広げたサイドインテイクには、台形をモチーフにしたデザインを採用した。LEDヘッドランプの上部には、新しいライトシグネチャーを備えたデイタイム・ランニングライトが組み込まれた。
サイドビューは、デザインが見直されたシルインサートにより、視覚的により軽快な印象を与える。リアエンドにかけても、新デザインのリアライトや、左右のライトクラスターをつなぐ新しいトリムエレメントなどを採用した。
また、新たなグレード構成をアドバンスト、Sラインとした。アドバンストはQ8が採用しているグリッド形状のグリルにマットアルミルックの力強い垂直ラインを採用。
Sラインではよりスポーティなハニカムメッシュグリルとなり、前後のLEDライトにはダイナミックインディケーターを内蔵、またSルーフスポイラーを装備し、スポーティーな印象とした。
アドバンストには、Sラインの要素を加えより魅力を高めるプラス・パッケージを、また全車にアウディ・エグゼクティブによるブラックスタイリングパッケージをオプションとして用意した。
パワートレインも新しく
インテリアでは最新のインフォテインメントシステムMIB3を初採用。10.1インチにサイズアップしたセンタースクリーンはタッチパネル式となり操作性の向上を図るとともに、よりシンプルでクリーンなコックピットデザインとした。
また「ヘイ、アウディ」と呼びかけるだけで音声入力が開始され、自然言葉によって目的地の入力やエアコンの温度設定などが可能となる。
ネットワーク接続は、物理的なSIMカードではなく、eSIMを用いておこなわれる。また、アドバンストには、ドアアームレストやセンターコンソールにアーティフィシャルレザーを用い、リヤシートヒーターなどを採用したラグジュアリーパッケージを設定した。
今回、パワートレインも新しくなった。45 TFSIクワトロは、2L直列4気筒直噴ターボエンジンを、40 TDIクワトロは、2L直列4気筒直噴ターボディーゼルエンジンを搭載。
それぞれベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を採用。
より効率を高めたAWDクラッチ付クワトロ四輪駆動システムは、7速Sトロニックトランスミッションと組み合わせられる。
システムが4WD走行を不要と判断したときには、AWDクラッチによりプロペラシャフトと、リアデファレンシャル内のデカップリングクラッチによりリアドライブシャフトをそれぞれ切り離すことで、前輪のみにトルクを配分。
惰力走行時にはエンジンを完全停止するなど、燃料消費量を抑制しながら快適なドライビングを実現する。