【2000年の初代モデル以来】トヨタ・ヤリス 欧州カー・オブ・ザ・イヤー受賞 21年ぶり
公開 : 2021.03.02 21:45
トヨタ・ヤリスが21年ぶりに欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。29車種中、最も優れたクルマとなりました。
欧州各国の自動車メディアが選出
トヨタ・ヤリスが欧州カー・オブ・ザ・イヤー2021に選ばれた。266点を獲得し、6台のライバルとの競争を勝ち抜いた。ヤリスとしては2000年(初代モデル)以来、21年ぶりの受賞となる。
2位はフィアット500エレクトリック(240点)、3位はクプラ・フォーメンター(239点)だった。その他、フォルクスワーゲンID.3(224点)、シュコダ・オクタヴィア(199点)、ランドローバー・ディフェンダー(164点)、シトロエンC4(143点)の計7車種が最終候補に名を連ねた。
トヨタ・ヨーロッパのエグゼクティブ・バイスプレジデントであるマット・ハリソンは次のように述べている。
「これはトヨタにとって大きな栄誉であり、審査員の方々の配慮と評価に感謝したいと思います。また、この機会に欧州と日本の開発チームの情熱を評価したいと思います。豊田章男氏が意図した通り、これまでで最高のヤリスであり、お客様に笑顔を与えています」
欧州のカー・オブ・ザ・イヤーは、AUTOCARを含む欧州9か国の自動車メディアが後援する独立組織だ。この賞は、英AUTOCAR編集部のマット・プライヤーやアンドリュー・フランケルを含む22か国59名のジャーナリストからなる審査員によって投票される。
過去1年間に販売されたクルマから最も優れたものが選ばれる。今回は29車種の中から、ヤリスがイヤー・カーに選出された。
カー・オブ・ザ・イヤーは1964年に創設され、ローバー2000が最高賞を受賞した。
昨年はプジョー208が受賞し、2019年はジャガーIペイスがアルピーヌA110と同率1位を獲得した後、カウントバックで受賞した。