【スマートの電動SUV】メルセデス・ベンツとジーリー 新型EV共同開発 9月公開予定
公開 : 2021.03.05 21:05 更新 : 2021.03.05 21:14
メルセデス・ベンツとジーリーは新型EVを開発中です。全長約4m、航続距離は500km以上になるとのこと。
スマートとしては過去最大サイズ
メルセデス・ベンツと中国のパートナー企業であるジーリー(吉利)は、9月に開催されるミュンヘン・モーターショーで、次期電動SUVのコンセプトモデルを公開する予定だ。折半出資の合弁会社であり都市型EVブランドであるスマートから発売される。
「HX11」という社内コードネームで共同で開発が進められている5ドアモデルで、2022年に発売予定。
詳細はまだ明らかにされていないが、スマートのグローバル販売担当副社長ダニエル・レスコーのSNSへの投稿では、ジーリーのSEAプラットフォームをベースとするSUVの計画の存在が確認された。
レスコーは次のように投稿している。
「一部の人にとっては驚きかもしれませんが、スマートは広々としていながらコンパクトな完全電動SUVで市場に参入します。これは、メルセデス・ベンツとジーリーの合弁事業による最初のクルマで、2022年に中国で製造される予定です」
新型車はミニ・カントリーマンに匹敵するサイズで、全長約4mとスマートとしては過去最大のモデルになると予想される。
中国からの報告によると、最高出力272psのリアマウント電気モーター、容量70kWh以下のリチウムイオンバッテリーを搭載し、中国のNEDCサイクルでの航続距離は500km以上とのこと。
メルセデスがデザインを担当し、ジーリーが開発と生産を主導している。
AUTOCARは、この新型車は既存のEQフォーツーとEQフォーフォーの後継モデルとともに、中国西安市の工場で生産されると予想している。