【世界初披露】新型トヨタ86 「GR 86」に改名 排気量2.4Lに拡大
公開 : 2021.04.05 13:00 更新 : 2021.10.27 21:42
新型トヨタGR 86が世界初披露。日本販売は2021年秋頃予定。スペックも明らかに。「GR」3車種目です。
もくじ
ー「86」→「GR 86」に
ー世界で累計20万台を超えた先代86
ー新型トヨタGR 86 外観の特徴
ー新型トヨタGR 86 内装の特徴
ー新型トヨタGR 86 エンジンの特徴
ー新型トヨタGR 86 走りの特徴
ーオートマティック車に「アイサイト」
ー新型トヨタGR 86のスペック
「86」→「GR 86」に
トヨタ・ガズー・レーシングは、2021年4月5日、スバルとのオンライン合同イベントにて、新型トヨタGR 86を世界初披露した。
新型トヨタGR 86は、GRスープラ、GRヤリスに続く、トヨタ・ガズー・レーシングが展開するスポーツカーシリーズ「GR」のグローバルモデル第3弾となる。日本での販売は2021年秋頃を予定している。
世界で累計20万台を超えた先代86
先代86は、ドライバーの感覚1つで思いのままに取りまわせる「手の内感」や「操る楽しさ」を体感できる「直感ハンドリングFR」をコンセプトに、2012年に誕生。世界で累計20万台を超えた。
今回のスバルとトヨタ・ガズー・レーシングによる「スバルBRZ」「GR 86」共同開発の特徴として、クルマのベースを共有しながらも、それぞれの個性を引き延ばした「異なる走りの味」を持たせることに注力。
トヨタは「86ファンが喜ぶ、86らしい味の進化」を追求した結果、新型GR 86では「スポーツ性能に特化した、さらなる高い次元でのダイレクトで気持ちのいい走り」を実現したという。
新型トヨタGR 86 外観の特徴
外観は、ベルトラインから水平に通ったフェンダートップによって、FRらしい車両姿勢をめざしたという。
水平に低く通ったアンダーボディとキャビン後部の絞り込みでワイドなスタンスと低重心を表現した。
フロントはGRブランド専用の「ファンクショナル・マトリックス」グリルを採用した。
「機能性とエモーショナルさの表現を両立しました」(トヨタ)
またモータースポーツに参戦する86に搭載される空力アイテムを採用。
操舵応答性や操縦安定性を向上させるため、エアアウトレットやサイドシルスポイラーなどを織り込んだ。
新型トヨタGR 86 内装の特徴
水平に構成されたインパネとスイッチなどの操作系を最適配置し、運転に集中できる空間をめざした。
メーターは7インチTFTディスプレイを採用。水平対向エンジンのピストンの動きをモチーフにしたオープニングアニメーションは、走行前の高揚感の演出だという。
新型トヨタGR 86 エンジンの特徴
「軽量コンパクトかつ低重心なエンジン」という特長はそのままに、水平対向4気筒エンジンは2Lから2.4Lへ排気量をアップ。
動力性能を向上、0-100km/h加速性能を従来型の7.4秒から6.3秒へ短縮させた。
あわせてレスポンスを向上させ、高回転域までストレスなく伸びるフィーリングだという。