【軽キャンでは小さい方に】カレントキャンパー・ピコ 横向き4人掛け ジャパンキャンピングカーショー2021
公開 : 2021.04.13 06:45 更新 : 2021.10.11 11:29
キャンピングカーのサイズでお悩みの方に、全長が約4m、全幅が1.7m弱の1台をご紹介しましょう。このサイズで、横向き4人掛けシートを装備しています。
全長4065mm/全幅1665mm
キャンピングカーをもっと身近に感じてもらいたい。そう考えた「キャンピングカー広島」では、車体を少し小さくして毎日使ってもらう、というスタイルに以前から着目してきた。
大きなキャンピングカーはたしかに快適だが、車庫の問題、取り回しの問題、利用頻度の問題、価格の問題などがあるからだ。
その結果として誕生し、2011年に発表されたのが、コンパクトタイプの新たな時流を意識した「カレントキャンパー・ピコ」で、幕張メッセにて開催されたジャパンキャンピングカーショー2021において同車ならではの魅力をユーザーに提案した。
ミニバンよりもさらに小さい点が、カレントキャンパー・ピコ(current camper pico:雪道・悪路に強い4WDも存在)の特徴。
picoとは1兆分の1という、とてつもない小さな単位のことである。カレントキャンパー・ピコは、そのネーミングでも極小をイメージしているのだ。
軽キャンパーではちょっと小さいけれども、ハイエース・サイズでは大きすぎる。そう思っているアウトドア好きにとって、ちょうどいいサイズのコンパクト・キャンピングカーということになるだろう。
4人が横向きに どんなシート?
そのボディサイズは、全長×全幅×全高が4065×1665×1980mmというもの。
日本の名勝・景勝地には、まだまだ狭い道や狭い場所がたくさんあり、アクティブに行動できるコンパクトカーであれば、どこの街にも気軽に入って行ける。
しかし、小回りが利く使いやすい小型車は、室内が狭いという、当たり前の欠点があるともいっていい。
そこで、キャンピングカー広島が製作しているコンパクト・キャンピングカーは、天井パネルをカットし、独自の技術と製法によってFRP製ポップアップルーフを装備。
小型車枠の中で安全性を最優先に考えつつ、限られた室内空間を最大限拡張できるようにしている。
屋根を持ち上げることにより、室内容積1.5倍の空間を創り出し、車室内で立ち上がることができるだけでなく、就寝時には二段ベッドの設営まで可能となっているのだ。
後部シートは、着座時のひざ前にゆとりがある“横向きシート”を採用。そして、簡単にベッド展開できることに最大のこだわりを持ち、後部横向きシートをワンタッチスイングシート&ベッドにしている。