【アウター系に期待】新型ホンダ・ヴェゼル「オフローダー仕様」もアリ?
公開 : 2021.04.26 05:45
新型ヴェゼルの訴求色カーキからはどこかアウトドアのイメージが……。オフロード系のヴェゼルを考えます。
新型ヴェゼル 訴求色は「カーキ」
満を持してホンダが導入した、新型ヴェゼル。
業界では訴求色と呼ばれる、商品カタログやホームページで、そのモデルを象徴するボディカラーがある。
新型ヴェゼルの場合は、プレミアムサンライトホワイト・パールと、2トーンのサンドカーキ・パール&ブラックだ。
カーキといえば当然、オフローダーやキャンプなど、アウトドアをイメージする。
今回のサンドカーキ・パール&ブラックについては「都市や自然の風景にも調和するナチュラルなカーキ」と表現されている。
となれば、純正アクセサリーが気になるところだが、アクセサリーカタログを見て「やっぱり無かったか……」という声を上げるユーザーは少なくないのではないだろうか。
純正パーツとなるホンダアクセスの設定の場合、エクステリアは「アーバンスタイル」と「カジュアルスタイル」の2種類。
アーバンとはその名のとおり都会派だが、カジュアルとなったも都会周辺での雰囲気を狙っている。
「やっぱり、オフロード系の純正エクステリアは無かった」
これは、新型ヴェゼル自体の商品コンセプトである「世界に、あたらしい気分を。」という中で、アウトドア系は盛り込まれているものの、ライト気分のキャンプにとどめる商品訴求をしているからだろう。
ならば……。
ヴェゼルをオフロード系に仕立てると……
アフターマーケット業界にとっては「やっぱり(オフロード系のオプション設定が)無くて、(われわれにとっては)良かった」ということになる。
カーキ系ボディ色から、オフロード系カスタマイズのイメージを一気に膨らませて、本田技研工業、本田技術研究所、本田アクセス、さらには走り系カスタマイズが主流の無限など、ホンダ直系企業関係者が「あっと驚く」ようなカスタマイズバージョンが、2022年1月の東京オートサロンに向けて着々と計画されているのかもしれない……。
ここからは、あくまでも筆者(桃田健史)の推測だが、エクステリアについては当然、リフトアップしてくる。フロントマスクについては当然、グリル部分がブラック系に変更。
アンダーガードをイメージしたフロントバンパーになるが、バンパーガードについてはエクステリア全体のバランスを考えると無し、または少し変わった形状が似合いそうだ。
サイドビューでは当然、ホイールアーチ部分にブラック系の樹脂パーツ。サイドステップも重厚なイメージに変更。
リアビューについては、結構難しそうだ。
フロントからの繋がり感でリアバンパー中央部をはね上げてしまうと、リアコンビライト周りの先進的なイメージとのバランスが崩れる恐れがあり、結果的にリアはノーマルをキープか?