【価格/サイズ/内装は?】メルセデス・ベンツEQA 250、日本発売 航続距離422km AMGラインも解説
公開 : 2021.04.26 13:11 更新 : 2021.04.27 07:03
メルセデス・ベンツ日本が「EQA」のカタログモデルを発表。日本仕様の価格/サイズ/内装を解説。航続距離422kmのエントリーEVとなります。
もくじ
ーはじめに ベンツEV第2弾 EQAとは
ーメルセデス・ベンツEQA 外観
ーメルセデス・ベンツEQA 内装
ーメルセデス・ベンツEQA パワートレイン
ーメルセデス・ベンツEQA 装備
ー50台完売 エディション1
ー「EQC」 185万円の値下げ
ーメルセデス・ベンツEQA 価格
ーメルセデス・ベンツEQA スペック
はじめに ベンツEV第2弾 EQAとは
4月26日。メルセデス・ベンツ日本は「EQC」に続く、純電気自動車(ピュアEV)第2弾となる「EQA」を発売すると発表した。
世界各国が温室効果ガス削減のために二酸化炭素の排出量削減に取り組んでいる今、自動車メーカーもEVへのシフトが加速している。先日、開催されたばかりの上海モーターショーでは、ワールドプレミアとなるコンセプトカーは、ほとんどがピュアEVだった。
日本においても、日産「リーフ」はグローバル累計で50万台以上を販売し、レクサスはブランド初のピュアEV「UX300e」を発売した。マツダも「MX-30」のピュアEV版を国内でも販売開始したし、ホンダも「ホンダe」に続いて、数年内には軽自動車のピュアEVを発売予定だという。
輸入車も動きが活発だ。
BMWは2014年から「i3」を、メルセデス・ベンツは2019年から前述のEQCを日本に導入しているし、ポルシェ(タイカン)、アウディ(eトロン シリーズ)、PSA(プジョーe208/e2008、DS3クロスバックEテンスなど)といった、ヨーロッパの主要メーカーは続々とピュアEVを日本市場に導入している。ボルボも初のEV専用モデル「C40リチャージ」を今秋から日本で発売する予定だ。
国産&輸入EVがひしめき出した日本の市場に導入されるEQAとは、どんなクルマなのか。その概略を紹介していこう。
メルセデス・ベンツEQA 外観
EQAのボディサイズは、全長4465×全幅1835(AMGラインは1850)×全高1625mm、ホイールベースは2730mm。
最低地上高は210mmを確保した。
ベースとなったGLAとほぼ同じサイズだ。他社のモデルと比較すると、車高は少し高いものの、全長・全幅はスバルXVやBMW X1とだいたい同じくらい。日本の道路環境下では取り回しの良いサイズだ。
EQAのデザインは、メルセデス・ベンツのデザインの基本思想である「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」をより先進的に表現する「プログレッシブ・ラグジュアリー」というコンセプトのもとにまとめられている。
前後のオーバーハングが短く、パワフルだがクーペのようにスタイリッシュで、曲線を用いたデザインが特徴の都市型SUVのプロポーション。
EVゆえエンジン冷却用のラジエターは不要だから、フロントグリルは中央にスリーポインテッドスターを配したブラックパネルとなる。水平に伸びる光ファイバーの帯が、フルLEDヘッドライトのデイタイムランニングライトを結びつけている。
オプションのAMGラインを選択すると、フロントのブラックパネルグリルにハイグロスブラックのフレームとツインルーバーがあしらわれ、引き締まったスポーティな印象に。
サイドビューは、全体としてメルセデス・ベンツの都市型SUVの特徴であるシンプルな力強さと、リアエンドにむかってなだらかに下降していくルーフラインと上下方向にスリムなサイドウインドウを採用し、スタイリッシュさを表現。
リアエンドでは、LEDのリアコンビネーションランプが中央に向けて次第に細くなるライトストリップに滑らかに一体化され、リアビューの幅を強調するとともに、先進性を表現している。