【新たな刺客の登場】新型ジェネシスG70シューティングブレーク 発表 欧州専用モデル
公開 : 2021.05.12 19:05 更新 : 2021.05.13 19:08
今年から欧州展開を始めるジェネシスから、人気の高いシューティングブレークの新モデルが登場しました。
欧州市場への本格的な腰入れ
ヒュンダイの高級車ブランドであるジェネシスは、初の欧州専用モデルとなるG70シューティングブレークを発表した。
ジェネシスは今夏に欧州に初めて上陸し、当初はセダンのG80とSUVのGV80を発売する。その後、小型SUVのGV70と、セダンおよびシューティングブレークのG70が投入される予定だ。
ジェネシス・ヨーロッパを率いるドミニク・ボーシュは、同ブランド初の欧州専用モデルであるG70シューティングブレークについて、「この地域へのコミットメントを明確に示すものです」と述べている。
シューティングブレークは、セダン仕様のデザインを基本としつつ、ワゴンスタイルのボディに仕上げている。欧州向けに流線型のワゴンを開発することにしたのは、「欧州の自動車史にしっかりと根ざしたボディスタイルであり、プレミアム・ラグジュアリー分野の顧客に支持されている」からだという。
流麗なワゴンボディ
これまでにも公道テスト走行が目撃されているが、そのスタイリングはセダンと共通している。ルーフをなだらかに傾斜させつつ延長し、浮いたような形状のリアスポイラーと組み合わせてスポーティーな印象も与えようとしている。また、トランクリッドのヒンジを前方に移動させることで、ラゲッジスペースを最大限に確保したとしている。
全長4685mm、全高1400mm、ホイールベース2835mmというサイズはセダンと同じ。また、詳細は明らかにしていないが、330Lのトランクを持つセダンよりも広いトランク容量を持つという。
G70シューティングブレークに搭載されるパワートレインについては、まだ発表されていない。他の市場では、セダン仕様に2.0Lターボ4気筒ガソリンエンジンと3.3LツインターボV6が搭載されており、後輪駆動と全輪駆動が用意されている。