【これが無限ヴェゼル】累計受注3万台のホンダ新型ヴェゼル、カスタムパーツに注目
公開 : 2021.05.20 06:45
「無限ヴェゼル」の実車をご覧ください。新型ヴェゼルは、すでに3万台を受注。無限、ホンダアクセスのアクセサリーに関する情報もご紹介します。
受注の93%、「e:HEV」に
3月中旬に事前受注を開始した新型ホンダ・ヴェゼルは、同社によると、この2か月間で累計受注台数が約3万台(2万9500台)に達したという。
そのうちの93%は、2モーター・ハイブリッド仕様となる「ヴェゼルe:HEV」が選ばれている。
電動化を推進するホンダは、新型ヴェゼルの主軸にこの「e:HEV」を据えて、「e:HEV X」「e:HEV Z」「e:HEVプレイ」という3グレードを展開(ガソリン仕様は1グレード)。
なかでも売れ筋となるのが、ハンズフリーのパワーテールゲートやブラインドスポット・インフォメーションを標準装備したe:HEV Zグレードで、「実際の受注状況でも一番好評」と、ホンダは話している。
これだけの視線を集めると、ヴェゼルを自分流にしたいというユーザーも出てくる。
純正アクセサリーを担当するホンダアクセスによれば、最も装着されているアイテムは、「フロントグリル」「テールゲートスポイラー」というもの。
前者はフロントマスクを立体感のある見栄えにし、後者は横長のLEDハイマウント・ストップランプが組み込まれており、ドレスアップパーツとして選ばれている。
また、シフトレバーを囲うように光るイルミネーションが人気で、光色はブルーまたはホワイトを選べるが、現時点では青が人気だという。
無限ヴェゼル Mテック用品で
ホンダアクセスとともに、新型ヴェゼル用のパーツを販売するのが無限(株式会社Mテック)。
今回、無限ヴェゼルと名付けられたデモカーを撮影する機会を得たのだが、この車両もベースグレードはe:HEV Zグレードであった。
無限ヴェゼルの実車は、本家ホンダのヴェゼルよりもずっとエッジが立っている印象だ。
フロントマスクからして張り出し感が強く、ロア・グリル開口部を大きく強調するフロントアンダースポイラーが第一印象を変えている。
18インチのアルミホイールは、勢いよく回転しているように見えるスポークの意匠が面白い。純正品に対して、1本あたり2.5kgの軽量化を果たしたこだわりの品である。
見るからにやる気を感じさせるのが、ルーフ後端のウイングスポイラーだろう。
ホットハッチならぬホットSUVを想わすスポーティなパーツだから、所々に貼られた「MUGEN」のデカールと相まって、ハイブリッド車であることを忘れてしまいそうだ。