【車中泊を、愛犬と】フリード+がキャンパーに ホワイトハウスの特別仕様「ドッグラバー」

公開 : 2021.06.21 12:15  更新 : 2021.10.11 10:55

ホンダ・フリード+のキャンピングカー「フリースタイル」。愛犬と旅ができる「ドッグラバー」仕様は、ホワイトハウスとホンダアクセスの共同企画です。

ポップアップルーフも選択可能

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

キャンピングカー人気が高まっているが、都市部ではハイエースでは大きいと感じる人もいる。

一方、大きさと経済性を優先して軽自動車のキャンパーを選ぶと、遠出がちょっと厳しいと思う方もいるだろう。

ホワイトハウスキャンパーがフリード+をベースに開発したキャンピングカー。様々な仕様があるが、撮影したのは「フリード+ドッグラバー」。
ホワイトハウスキャンパーがフリード+をベースに開発したキャンピングカー。様々な仕様があるが、撮影したのは「フリード+ドッグラバー」。    上野和秀

そうした悩みを持つ方に最適なのが、ホワイトハウス社が手掛けるホンダフリード+をベースにした「FREE STYLE(フリースタイル)」だ。

ボディサイズはハイブリッド仕様で全長4265mm、全幅1695mmというコンパクトさで、最小回転半径は5.2mと街中での取り回しの良さが美点。

ボディ・バリエーションはポップアップルーフ付き/なしがあり、パワートレインはガソリンとハイブリッドが用意されるので、使い方や燃費性能で選ぶことができる。

価格は標準ルーフ車が、ガソリン仕様は273万5700円~、ハイブリッド仕様は297万3300円~。

ポップアップルーフ車が、ガソリン仕様は313万7200円~、ハイブリッド仕様は337万9200円~という現実的な設定が嬉しい。

前後1880mmのフラットスペース

「フリースタイル」は広い室内空間と、2列目シートのフォールディング機構によりキャンピングカーとしての機能を実現。

車内はフリード+の特徴である2段式のラゲッジスペースを活かし、もともと備わる荷室のユーティリティボードをベッドベースとしたもの。2列目シートを倒せばフルフラットにできキャンピングカーとしての機能を実現。

2列目シートを畳んでフラットベッドをセットすれば、前後1880mm、幅1260mmの平らなスペースが現れる。
2列目シートを畳んでフラットベッドをセットすれば、前後1880mm、幅1260mmの平らなスペースが現れる。    上野和秀

フラットベッドをセットすれば、前後1880mm、幅1260mmの平らなスペースが出現し、大人2人が楽に寝られる。オプションでフラットクッションマットも用意される。

2列目シートは左右独立して折り畳むことができるので、ダイニングテーブルと組み合わせることによりワーケーション・スペースなど様々な使い方が可能だ。

「フリースタイル」で嬉しい点は、キャンパー装備を全て標準装備にしてしまうのではなく、使い方や好みに合わせてアイテムを選べること。

また「ホット・パッケージ」仕様を選べば、エアヒーター、サブバッテリー、CTEK昇圧走行充電システム、DC室内ソケット、全窓プライバシーカーテンが含まれる。

インテリア関係のオプションとしては、前述のベッドボードの上に置くフラットクッションマットのほかに、ダイニングテーブル、7Lのポータブル冷蔵庫、外部電源&AC室内コンセントを用意。

キャンプ関連のオプションは、スライド&リアゲートネット(3面)、サイドオーニング(2.5m、ポップアップルーフ用)を選べる。このほかリアドアに取付けるサイクル・リアキャリアも見逃せない。

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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